多肉植物、火祭り

火祭りは鮮やかな紅色がとってもきれいな多肉植物です。葉っぱのグリーンにとても映えますよね。

はじめて見たときは、あまりの衝撃に心を奪われてしまったことを覚えています。

だけど、これも運命のいたずらなのか、「絶対ほしい!」って思っているときには、なかなかお店で出会えないものなのですね。

1月31日に、ぶらりと園芸店に出かけてみたら、それこそ火祭りフィーバーでした。笑

多肉コーナーの一角が全部、火祭り一色になっていたのです。グリーンと紅色のコントラストが、まるでお花畑のようです。

今回は、多肉植物の火祭り(ヒマツリ)について、育て方のポイントをお話します。

火祭りはモシャモシャ茂るように大きくなります。


多肉植物、火祭り

火祭りが店頭に並ぶときは、たいてい「小さな鉢に2、3個入っている」という感じで売られています。

頭の部分だけが、ひょっこり土から顔を出したような姿をしているのですね。

画像で見る火祭りは、きれいな紅色をしているのですが、必ずしも同じような状態で販売されているとは限りません。

季節によっては、元気な緑色をしていることも多いですよ。

火祭りは、紅葉する多肉植物です。どちらかというと、秋~冬にかけてが見頃だと思うのです。

樹木の紅葉と同じように、「寒くなってきたなぁ~」と感じる頃が一番きれいな時期なんです。

さて、この火祭りくんですが、小さいときの姿からは想像できないくらいに、もしゃもしゃ茂っていきます。笑

塔が立つように、お花のかたちをしている中心部分から、ぐんぐん伸び出すこともあります。

親株のような苗を購入すると、樹木が茂るように、枝分かれして、どんどん咲き乱れるような姿になるんですよ!

見ているだけでもウッキウキの大興奮です!(おサルさんになったワケではありませんぞ。笑)

火祭りは、大きくなってきたら、頭の部分をチョンパして土に挿してあげると、根っこが出てきて新たな株に仕立てることもできます。

わたしは、鉢いっぱいに群生している火祭りをみたことがあるのですが、本当にキレイで「お見事!」って感じでした。

火祭りの育て方3つのポイント


さて、今回の主役の火祭りくん。育てる時には3つのポイントがあります。

はじめてチャレンジする方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

火祭りは日照不足に要注意!


火祭りは、とにかく日光浴させることが大切な多肉植物です。

どの多肉植物でも、基本的には日光浴させてあげることが大切なのですが、火祭りはより気配りしてあげましょう。

火祭りは、とてもわかりやすい多肉植物で、日照不足になると、葉っぱにハリがなくなってきたり、ヒョロヒョロに伸び出したりします。

とくに、紅葉させることが、ひとつの楽しみになりますから、そのためにも日光浴は必要なのですね。

だけど、夏場の日差しが強くなる時期は、直射日光にあたらないようにした方がよいです。

わたしも体験済みなのですが、葉っぱに黒い点ができてしまったり、葉っぱが傷んでしまったりしやすいです。

一見、頑丈そうに見えるのですが、意外とデリケートなのですね。

お水は控えめに。パリっと締めて育てることが大切!


火祭りは、クラッスラ属の多肉植物です。

クラッスラ属は、元気に育っているか、そうでないかがわかりやすいと思っています。

とにかく、葉っぱの質感

触ってみたときに、パリっとハリがあるような状態が、とても健康で良好な状態といえます。

葉っぱがしんなりしていたり、ハリが無くなってきたときには、日照不足やお水をあげ過ぎていることが多いです。

葉っぱの状態を確認しながら、育ててあげましょう。水やりのタイミングは、10日~20日に1回を目安にペースを調整してみてくださいね。

紅葉させるためには、屋外で冷えを体験させること。


火祭りは、秋の冷えを感じる頃から紅葉がはじまります。

紅葉をさせるためには、屋外で寒さを体験させてあげることが大切なのですね。あくまでも、自然な気温の変化の中で。

冷房の風にあてたり、極寒の中に放り込んだりするのは、うまくありません。これはNGです。

火祭りをきれいに紅葉させるためには、いくつかのポイントがあります。


・日光浴は必須!
・お水は控えめにして管理すること。
・紅葉の時期には肥料をあたえないこと。
・屋外で管理すること。


これらの条件が揃ったときに、きれいに色付くといわれています。

わたしは、昨年、紅葉させることができませんでした。室内で育ていたのも悪かったですし、日照不足も心当たりがあります。

今年は、絶対にきれいな火祭りに仕上げたいと思っています。とっても楽しみ♪


と、いうことで、今回は「火祭り」についてお話しました。

火祭りは、紅葉している姿をみると、とっても心をくすぐってくれるのですが、欲しいときには手に入りにくい気がします。

秋などの旬な時期には、意外と手に入らず、時期がズレた頃に店頭に並ぶのですね。

いまの時期だと、比較的に手に入りやすくて、一鉢350円くらいで購入できます。ちゃんと紅葉していますよ。

ホームセンターの園芸コーナー、ガーデニングコーナーでも販売されていますから、是非、実物をご覧になってみてくださいね。

今回の記事が参考になれば、うれしいです。