今日もすっきりと晴れた一日になりました。すっきりどころか、すごく暑かったですね。
わたしの住んでいる地域では、30度をこえていました。汗。
さて、植物を育てていると、ついついやってしまいがちなのが、気を利かせたつもりの日光浴。
ところが、これが原因で観葉植物の葉っぱが茶色くなったり、黒くなったりして、大騒ぎの火種になることがあるのですね。
今回は、観葉植物や多肉植物の葉っぱが変色してしまう「葉焼け」について、ちょっとした誤解と対策をお話しようと思います。
観葉植物や多肉植物に日光は必要だけど加減が大切です。
観葉植物や多肉植物を元気で健康に育てるためには、十分な日光浴が必要といわれていますよね。
これは、実際に植物を育てているとわかるのですが、本当のことなのです。
最初から自然の中で育っている植物であれば、環境に適応しながら過ごしていますから、それほど心配しなくてもよいと思います。
ですが、観葉植物や多肉植物は、わたしたちが楽しむために育てている一面もあるので、自然の中で育っているのとは、ちょっとワケが違うのですね。
例えば、普段は室内で育てている観葉植物があったとすると「普段は十分な日光浴ができていないから、たまにはお日さまに当ててあげようかな」なんて衝動に駆られたりします。笑
ですが、明るい室内のような環境に慣れてしまっている植物を、急に強烈な直射日光にあてたりすると、葉っぱが日焼けしてしまうことがあります。
そのときの状況によっても違いがありますが、茶色や黒色に変色してしまい、まさに葉焼け状態になってしまうのですね。
そうそう。
葉焼けは何日もかけて、ゆっくり起こるようなイメージがあるかもしれませんが、短時間でも起こります。
だから、午前中だけとか、午後だけとかで日光浴させていても、植物にとって強光線となってしまえば、時間は関係ないみたいです。汗
だから、室内育ちの観葉植物は、とくに注意が必要ですし、屋外で育てている植物であっても、曇りの日の後に強烈な快晴になったりすると葉焼けすることもあります。
トップ画像は、わたしの育てているサンセベリア。汗
この子は丈夫だから、葉焼けもしにくいんじゃないかと思っていたのが間違いでした。
すっかり葉焼けして、茶色くなっていますよね。やっちまったなぁ!って感じです。涙
放っておくと枯れる?葉焼けした葉っぱの治し方と対策。
葉焼けしてしまった植物は、時間が経つにつれて、どんどんその症状がひどくなっていくように見えることがあります。
わたしも、いろいろ焼いてしまいましたから、気持ちはよくわかります。
葉焼けの症状は、病気のように感染、拡散していくようなものではないと思うのですが、放っておくと傷みが酷くなることがあります。
残念ながら、葉焼けしてしまった葉っぱは、もとの元気な状態にもどることはありません。
だから、治療のように治すことはできないと割り切ることも必要だと思うのですね。
そのままにして、育てることもできますから「これも味があってよいなぁ~」って見てあげてもよいかもしれませんね。
以前に、葉っぱの変色や枯れについて書いた記事がありますから、よかったらご覧になってみてくださいね。
過去記事:「観葉植物の葉っぱが変色、枯れたときの対処方法を教えてください。」
わたしは、葉焼けで傷んでしまった葉っぱは、切ってしまうようにしています。
思い切りが必要ではありすが、傷んだ場所を切ることで、他の場所から芽がでてきたり、残った部分にパワーを集中させることができるのですね。
葉やけは、起こそうと思って起こすものではありませんから、うっかりミスが原因になることが多いと思います。
室内育ちの植物を日光浴させるときは、レースのカーテン越しくらいの光で順応させながら、徐々に明るい場所へ慣らしていくことがポイントです。
屋外に出すなら、明るい日かげくらいからのスタートがよいと思います。少しずつ慣らしていくことが、本当に大切なんです。
上の画像はペペロミアさんです。汗 この子は意外と過酷な環境でも強く育つので、日光浴もいけるかなぁ~って思っていたのですが、ダメでした。
むしろ、無残な状況になるまでの時間は、本当に短かったです。
葉っぱはまっ黒になってしまい、触ると枯れたようにポロポロと落ちてしまうくらいの傷み方をさせてしまいました。
みなさんは、こんなことにならないようにご用心くださいね。
ということで、今回は観葉植物や多肉植物で起こる葉焼けについてお話しました。
もう7月ですから、季節は夏ですね。想像以上に日差しが強くなっていることがありますから、日光浴にも気をつけなきゃいけません。汗
ここ数日、晴れ間が続いているのですけど、梅雨ってまだあけていないよね?な~んて感じている今日この頃です。