まだ5月だというのに、夏のように暑い日が続いたりしています。5月は急激な気温の変化が起こりやすいですが、わたしの多肉植物にも異変がありました。
春先は冬を乗り越えて元気を取り戻した多肉たちでしたが、この1週間で葉っぱがブヨブヨになったり、変色したりしだしたのです。
多肉植物には起こりやすい事件のひとつですが、こんな時にはどう対処すればよいのでしょうか。今回はわたしのなりのブヨブヨ葉っぱへの対処方法をお話します。
多肉植物は素直!葉っぱに変化がでやすい。
多肉植物はとっても素直です。何か体調不良を感じているときは、葉っぱに変化が出やすいように感じています。
普段はおとなしい多肉植物も、しわがよってきたり、色が変わったり、ぐったりしてきたりと、多肉植物に詳しくない方でも変化に気づけるくらいに猛アピールしてくることも多いですよね。
だから、それを目の当たりにすると、あまりの変化に大慌てなんてことも、多肉植物あるあるだと思うんです。わたしもそうです。笑
だけど、起こってしまったものは仕方ありません。引き起こそうとして起こったものでもなければ、まずは葉っぱを観察してみるところからはじめましょう。
多肉の葉がブヨブヨ、柔らかくなって変色したときの対処方法。
多肉植物の葉っぱがブヨブヨになったり、そこまでいかなくても柔らかくなってきたりすることがありますよね。
わたしは、多肉植物をはじめてから、たくさん失敗もしていますから、いろんな姿を拝ませて頂きました。
多肉植物の葉っぱは、水が不足してくるとシワが出てくることもありますし、それとともに、何となく柔らかくなってくることもあります。
ですが、ここ数日で起こった変化は、シワとかではなくて、葉っぱがブヨブヨしてきたという感じ。見た目にはグミのようになったものもあります。汗
まだ普通の色をしている葉っぱも、ちょっとつまんでみると、中の水分というか、身の部分がグニャっているような感じがしました。
これは、おそらくマズイです。そんな気配がプンプンしています。とりあえず、順を追ってお話しますね。
ブヨブヨ、グミ状になった多肉の葉っぱは復活しません。
多肉植物の葉っぱが、透明感をともなってブヨブヨになってしまうと、その葉っぱは復活しません。(黄色っぽくなって、グミみたいになってくる感じです。)
そうなってしまうと、時間とともに、葉っぱの水分が抜けたようになって、最後は抜け殻のようになってしまいます。
放っておいても自然と落ちることが多いのですが、放っておくと上手くないと感じる場合もあるのですね。
わたしの失敗した経験からいうと、株に対して葉っぱが大きかったり、誰もが感じるくらい肉厚だったり、密集していたりする場合は、放っておかない方がよいと思います。
傷んだ葉っぱがグズグズになって、ほかの元気な葉っぱにも悪く働きかけてしまうことがあるからです。これは本当に厄介なことになります。
わたしは、こういう場合、潔く葉っぱをとってしまいます。その方が二次災害も防げますし。
何だか惜しい気がすることも多いのですが、軽くつまんで左右にゆするようにするとポロっと取れることが多いです。あっけなく取れてくれれば「あ。やっぱり取れる運命だったんだなぁ~」と思うことにしています。
もちろん、とった葉っぱは土の上に転がしておきますよ。笑 運がよければ、芽や根が出るかもしれないし♪
色が変わってきた多肉の葉っぱは様子見!
多肉植物の葉っぱの変化でも、ちょっと色が変わったくらいならば様子見です。もともと緑色の葉っぱとは限りませんから、何色になるとは言い切れません。汗
触ってみて、とくに軟化している感じもしなければ、なおのこと、無理にどうこう手入れをする必要もないと思っています。(柔らかくなっていれば、取り外してしまいます。)
ただ、色が黒っぽくなったり、茶色になったりして、明らかに異変と感じた場合は、要注意です。
目の前でみるみる黒色が広がるようなことはないのですが、日ごとに顔色が悪くなるようであれば、わたしはその部分をカットしてしまいます。
株元から黒くなるようであれば、株自体が傷んでいることが多いので、隔離してしまいましょう。病気なのか、怪我なのかはわかりませんけど。汗
5月、6月は天気予報のチェックが大事!
5月、6月は、急激な気温の変化が出やすかったり、ぐったりしそうなほど蒸し暑くなったりすることがあります。
もちろん、雨が続いたり、スコールのような雨がふることもありますね。汗
お天気のことは、念じて変化させられるものでもないのですが、気温や天気の情報はチェックしておいたほうが良いです。
多肉植物は蒸し暑い状況は不得意なものが多いですし、殴りつけるような雨にあてるのも、できることならば回避してあげたほうが無難です。
これは、水やりのタイミングにも影響しますから、このことについては次回続きをお話したいと思います。
ということで、今回は多肉植物の葉っぱがブヨブヨに傷んでしまったときの対処方法についてお話しました。
あくまでも、わたしの体験と、わたしなりの対処方法ですので、それが万能だとは思っていません。もちろん、ほかの方法があっても当然だと思っています。
ですが、傷んだ葉っぱは潔よく取り除くようにしてからは、大事件や大事故につながることは少なくなりましたよ♪
今回の記事が同じような症状に困っている方の参考になれば嬉しいです。