多肉植物は日当たりがよい場所で育てることが大切だといわれていますよね。
日当たりが悪かったり、日照不足になると徒長してしまうことが多いのは事実です。
ですが、同じ植物を違った条件下で育ると、育ち方にはどれくらいの違ってくるのでしょうか?
今回は、わたしの育てている同じ品種の多肉植物を使って、日当たりの良い場所、悪い場所での育ち方の違いを検証してみました。
画像つきで紹介しますから、どうぞ、多肉植物の育て方や置き場所の参考にしてみてくださいね。
多肉植物によって好みの日照条件があります。
多肉植物をいろいろ育ててみてわかったのですが、「日当たりの良い場所を好みます。」なんて言われていても、それは一律同じ条件とは限らないということです。
わたしの多肉ちゃんたちは、ほぼ1ヶ所にまとめてそだてているのです。
そうすると、時間がたつにつれて、日焼けしてしまうものがでてきてしまったり、より日を求めて動き出すものがあったりするのですね。汗
実はうすうす感じていたのですが、やっぱり寄せ植えを作ったときの組み合わせが悪いと、時間の経過とともに育ち方や若干の管理方法の違いが、顕著に悩み事のたねになってきます。汗
まぁ、わたしの場合は「あとで植え替えてあ~げよ」と思えるので、深刻に考えずにすみますから、助かっています。笑
このことについては、後日あらためてお話しますね。
子持ち蓮華を日当たりの違う場所で育てた結果
今年、ひそかにわたしの中でヒットしていたのが子持ち蓮華です。
増える増えると言われているけど、店頭に並んでいるものを見ると、とてもそうは思えなかったのですね。(←すまぬ。)
購入時の子持ち蓮華の記事はこちら→「子持ち蓮華は子株がぴょんぴょん飛びだしてくる!ランナーで増える多肉植物の育て方。」
たしか、この子は途中で息絶えてしまったで買いなおしていると思います。
後日、同じようなポットの子を、今度は日当たりバッチリの場所でしっかり育ってみました。
といっても、わたしの多肉棚は完全な西向きで日中は日かげになります。午後から日があたりだすような環境です。
風通しは良好。だって、屋根なし駐車場の一部に置いていますからw
そうしたら、下の画像のようになりましたよ♪
これこれ!わたしの理想形はこの感じです!
しっかりとロゼット状のギュット締まったお花みたいな姿に育ちました。
子株も元気にぴょんぴょん飛び出してきたので、別の鉢で増やすこともできましたよ。
この株から出た子株の一部を日陰で育ててみました。
これが日陰で育てた子持ち蓮華です。
この姿って、上で掲載した画像の姿に似ていると思いませんか?
日陰で育てると、発根は早かったと思うのですが、その後の育ち方が軟弱で弱々しくなってしまいます。
いつまでたっても、ギュット締まった姿になることはなく、このありさまなんです。
この子を置いている日陰環境は、自転車小屋の隅。日中は真っ暗ということはありませんが日陰。午後からも若干の明るさの変化はありますが、それでも日陰です。
風通しはあるのですが、吹き溜まりになるので土が吹き飛ばされてしまうこともしばしばという感じです。
多肉植物を育てるときに日当たりは超重要!
やっぱり、多肉植物は日当たりの良い場所で育てたほうがプラス効果は大きいということが、あらためて実感できました。
ですが、日かげの環境もプラスに働くことはあるのですね。
それは葉挿しや挿し木で増やそうとしているときです。
今回の実験で紹介した日陰環境は、実は大き目の育苗トレーが置いてあります。
そこに市販されている「種まき用の土」を入れて、取れてしまった多肉の葉っぱをまいているのですね。笑
日当たりの良い場所だと、芽や根がでないことはないのですが、ちょりちょりになってしまうこともあります。
自転車小屋の隅は、日当たりは間違いなく悪いのですが、発根と発芽の確率はとてもよいです。
軽く水やりができるくらいになれば、植え替えしてあげてもよいですね。
ということで、今回は多肉植物を育てるときの日当たりについてお話しました。
日当たりは季節によっても変わってきますよね。同じ場所でも通年で同じ日当たりが確保できるとは限りません。
季節ごとにようす見しながら、模様替えみたいに少しずつ配置替えしてあげるのも、わたしの楽しみのひとつになっています。
そうそう!もうすぐ敬老の日がきますよね。このシーズンは絶対に園芸・ガーデニングコーナーに入荷があるはずです。
今日、ちょっと下見にいってきたら、ついこの間の日曜日とはまったく違う売場になっていました。
今週末、園芸センターがどうなっているのか、すごく楽しみです♪
今回の記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。