今回は、多肉植物の雨対策についてお話します。
多肉植物にとっての試練の季節、梅雨が本格的に到来ですね。
わたしの住んでいる新潟県もゲリラ豪雨のような雨や、しとしと雨がず~っと降っています。汗
多肉植物は雨にあてないほうが、事故を起こさずに育てることができると言われていますね。わたしの実感としても、これは本当のことです。
ですが、雨対策をしようにも、軒下や屋根がない場所で多肉植物を育てている方はどうしたらよいのでしょうか?
そこで、はなのあ流の梅雨時期だからこそ、絶対にやっておきたい3つのこと(お手入れ)を紹介します。
多肉植物は雨に濡れるとよくないのか?
多肉植物は雨に濡らさない(雨にあてない)ようにした方がよいという話を聞いたことがある方も多いと思います。
だけど、雨に濡れたからといって、すべてが事件や事故のはじまりとも言い切れません。
わたしのルビーネックレスは、自然の雨があたる場所に放置気味にしていますが、いまだかつてないくらいに、ぷくぷく、ぷりっぷり元気いっぱいですw
少しくらい雨に当たってしまったからといって、不安がらなくても大丈夫ですよ。
多肉植物がこわいのは、長い期間の雨や、その後の蒸れなのですね。
気温が高くなることに対しては、そこそこ耐える力があるのですが、そこに蒸れがプラスされると苦しい環境になってしまいます。
とにかく、梅雨や夏の時期は、蒸れでダメになってしまう多肉植物が出やすいです。だから、できるだけ風通しのよい環境や雨にあたらない環境で育てるとよいと言われているのですね。
はなのあ流、多肉植物の雨対策3つのポイント
さてさて。多肉植物の雨対策といえば、屋根を作ったり、雨除けを作ったりすることを考えてしまいがちです。
ですが、今回紹介するのは、多肉植物のお手入れで雨被害を軽減するための方法です。
先ほどもお話しましたが、多肉植物が被害を受けやすいのは「蒸れ」が原因のひとつになっているのですね。
そこで、だれでも簡単にできる3つのお手入れ方法をお伝えします。
多肉植物の花(花茎)を切ってしまう。
多肉植物を育てていると、お花が咲くことがあります。
せっかく咲いてくれたお花ですから、当然、そのまま楽しみたいって気持ち、よくわかります。
だけど、わたしは梅雨の前までに、お花や花茎を切ってしまいます。
お花や花茎は、いずれ枯れていくのですが、雨にぬれると傷むようにして倒れてくることがあるのですね。
そうなってしまうと、そこから腐ってくることがありますし、それが触れているところも、同じように腐りが広がることがあるのです。汗
それから、雨で花が散るようになってしまうと、葉っぱに花びらなどが付着して、そこから傷んだようになることもあります。
だから、雨で本格的に濡れてしまう前にカットして予防するようにしています。
傷んだ下葉をとってしまう。
多肉植物は、株元に近い下葉部分が傷みやすいですよね。成長とともに起こる自然現象でも下葉が枯れたようになることがあります。
傷んだ下葉は、そのまま放置している方も多いと思いますが、水に濡れるとドロドロになって、手が付けられなくなることもあるのですね。汗
当然、そこから傷みが広がってしまったり、腐ってしまったりすることもあります。
わたしは、多肉ちゃんたちを構うのが好きなので、わりとこまめに傷んだ下葉をとるようにしています。
この習慣のおかげで、株元から腐るようなことは、ほとんどなくなりました!
鉢を地面に直接置かないようにする。
な~んだ。なんて言わないでください。笑
これ、冗談じゃなくて、本気で大切なことだと思っているのですね。
わたしは、多肉植物を屋外で管理しています。そのとき、鉢は地面に直接置かないようにしています。
虫対策や熱対策というのもありますが、雨が降ったときに、できるだけ風通し(通気)をよくするために、そうしているのですね。
以前にお話しましたが、ホームセンターなどでもらうことができる花かごをひっくり返して、鉢の台としてつかっていますw
過去記事:「超激安で手に入る花かご、苗トレー。梅雨や夏対策に効果的な使い方が意外過ぎてビックリ!」
ということで、今回は多肉植物の雨対策としてできるお手入れについてお話しました。
多肉植物は多少であれば、雨ざらしでも元気に育ってくれることが多いと思います。
ですが、蒸れや腐りには気をつけてあげないと、これからのシーズンは一発アウトになることもあります。
室内でも、屋外でも、多肉ちゃんたちの様子見はとっても大事。みなさんも、是非、楽しみながら健康チェックをしてあげてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。