春の園芸店、花木総合センターは、日ごとに新しい植物がどんどん入荷してきます。
多肉植物もこっそり新しい鉢が入荷されていることがあるのですね。
すんごいのみつけました。汗 本当にまっ黒な多肉植物があったのです!
もちろん事故や根腐れなどで黒いのではありませんよ。笑 これで正しい色なのです。
この子は多肉植物のブラックプリンスこと「黒助」(クロスケ)くん。とっても、ユニークな多肉植物ですよね。
ところが、この黒助には、もっと不思議な魅力があるのです。
今回は、ちょっと大人向けの多肉植物「黒助」の育て方と、とっても面白い特徴についてお話します。
まっ黒な多肉植物「クロスケ」はブラックプリンス!
さぁて、早速ですが、わたしは何を言っているのでしょう。笑
今回紹介する多肉植物「黒助」(くろすけ)。
ジブリ映画のトトロに出てくる「まっくろくろすけ」みたいな響きがあっていいですよねw
黒助は別名で「ブラックプリンス」と呼ばれることがあります。古紫やアフィニスも同じものなのかなぁ?すごく似ています。
黒助(クロスケ)は、エケベリアの仲間です。つい先日、このブログでも紹介しましたね。
過去記事:「女の子に大人気のエケベリア!お花のかたちをした多肉植物はとってもキュートでおすすめ♪」
クロスケは、店頭に並んでいるときは、きれいな黒色をしていています。(わたしは、黒というより紫色っぽいかなぁと感じています。)
ですが、ずっとまっ黒なままではないのですね。
クロスケは、季節によっては緑色になってしまいます。
エケベリアですから、全体はお花のような形をしているのですが、中心の方から緑色になって、とっても綺麗なグラデーションを見せてくれるんですよ♪
そして、子どもたち(子株、新芽)が出てくると、これまた緑色なのです。笑
育てていく中で、緑色の葉っぱも黒色に紅葉していきます。ですが、以前と同じ色が再現できるかというと、同じとは言い切れません。
赤味が強くなっていくのか、赤紫色や赤茶色っぽくなることもあるのですね。
とっても不思議に感じますよね。
ところが、これに似た現象は、他の多肉植物でも起こるのです。
マツコ・デラックスで話題沸騰の多肉植物「黒法師」
マツコ・デラックスがテレビで話したことから、爆発的に売れた「黒法師」。
園芸店や園芸コーナーで、わりと見ることができる多肉植物です。
黒法師って、名前のとおりまっ黒(深紫色)が魅力なのですが、季節によっては下の画像のように、こんな色にもなるのです。
この子もつい先週、園芸センターで見たときには、びっくりするくらいに緑色でした。
ね? 緑色していますよね。季節によって色が変わるんです。
でも大丈夫!ちゃんと、黒っぽくなっていきますよ~
黒助(クロスケ)の育て方と紅葉させるポイント。
クロスケを育てるときには、是非、気を付けてもらいたいポイントがあります。
まずは、日当たりです。
クロスケはエケベリアの仲間です。日当たりのよい場所で育ててあげるのが理想的ですね。
日当たりが悪い場所で育ててしまうと、葉っぱがだらしない姿になってしまったり、塔が立つように、茎だけが伸びてしまいます。
こうなってしまうと、仕立て直そうにも、なかなか難しいのですね。
ですから、徒長してしまわないように、日当たりのよい場所に置いてあげましょう。
それから、水やりも大切なポイントになります。
お水は控えめにして育てるようにします。水やりの頻度が多すぎると、これまた茎がぐんぐん伸びやすくなるのですね。
水やりの頻度は、ちょっと足りないかなぁ?と思うくらいで丁度よいと思います。
お水を控えめにして、ギュッと締めて育ててあげると、とってもカッコよく維持することができますよ。
日当たりとお水の加減は、多肉植物を色付かせるためにも重要だといわれています。
「季節がくれば色が変わる」というのではなくて、日ごろのお世話の積み重ねも影響してくるのですね。
といっても、意外と「軒下で放置していました~」くらいの方が上手に育ったりもするんですけどw
ということで、今回はクロスケの育て方や特徴についてお話しました。
多肉植物は基本的に緑色をしています。きれいに色付いたものも春、夏の季節は色が覚めてしまいます。
育て方が悪いからというのではありませんよ。
新緑の季節の多肉植物も、是非、楽しんであげてくださいね。
カテゴリー
タグ