多肉植物の水やりをどうするか、迷うことって結構多いものですよね。
とくに「夏の水やりは厳禁」「夏は断水」という話もよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
今回は、多肉植物に夏の水やりはする、しない?断水して大丈夫なのかお話します。
多肉植物の夏の水やりはする?しない?
多肉植物を育てていると、水やりの問題はつきものですよね。
今年、2023年は異常な暑さで、わたしが暮らしている新潟市では、連日、37℃~40℃近い最高気温を叩き出しております。涙
とくに、夏はトラブルやアクシデントが起こりやすい季節ですから、慎重になるのは当然だと思います。
「夏の水やりはしない」「夏の水やりは厳禁」という声もある一方で、「水やりは必要」という声があるのも事実なんですよね。
結局、どっちが正しいのか、迷ってしまうというのが正直なところではないでしょうか。
そこで、今回は、わたしの体験をもとに、多肉の夏の管理方法について紹介します。
「夏の水やりはする」が結論!
早速、ダイレクトに結論をいってしまいますね。(笑)
2023年現在、わたしは、夏でも多肉への水やりをしています。
これまでのブログの中では、夏の水やりを控えるように書いていたこともあるのですけど、ここ数年、いろいろ試しているうちに分かってきたこともあるんですよね。
正直、夏の時期の水やりには抵抗がありましたが、何だかんだ言っても、多肉は夏でも生きていますから、完全に断水では厳しすぎるのではないかと思っています。
根っこが乾き切るとアウト!
多肉植物は「水やりをしなくても大丈夫」なんて言われがちですよね。
たしかに、他の植物に比べると、水やりの頻度は少なくてもよいと思います。実際、数日水やりを忘れていても、へこたれない事が多いんですよね。
ですが、気をつけないといけないのは「根っこが枯れたらアウト」ということです。
ボサボサで枯れたすすきの穂のようになっていたり、チョリチョリになってしまうと、今度は水やりをしても、どうにも復活できないことが多くなります。
だからと言って、いつも土がビタビタに濡れていたりするのはよくありません。
水はけのよい土で、土が乾く、湿るのメリハリをつけるようにすると管理しやすくなりますよ。
育てる環境にもよりますが、土の乾き具合をみながら、多肉の様子をみながら、水やりを加減するのがポイントです。
夏の水やりの頻度や時間帯は?
多肉植物の夏の水やりは、夕方の「日が沈み出す頃」がおすすめです。
日中の太陽が高い位置にあって、ガンガン日差しが照りつける時間帯や、気温がぐんぐん上がる時間帯は厳禁です!
とにかく、一気に蒸し上がるような状況を作ることは避けるようにしましょう。
今年は猛烈な暑さが続いていますよね。こういうときは、夕方の気温が30℃よりも下がりそうならお水をあげます。
ですが、暑さが引かなくて、お水をあげるかどうか迷ったときは「あげない」を選択した方が絶対によいです。嫌な予感って当たるっていいますけど、これは馬鹿にできないと思っています。
それと、夏の水やりは「しっかり」ではなく「ささ~っと湿る程度」くらいの気持ちであげると良いと思います。(←個人的な感想ですが、これくらいが一番うまく行っています。)
最後に水やりの頻度ですが、これは「何日に1回」というものでもないんですよね。
土が乾いたらあげる、様子をみながらあげるという、何とも抽象的で感覚的な部分なのですが、わたしの環境では、3、4日に1回くらいの間隔かな~って感じです。
暑さ対策、日差し対策もポイント
今年はとくに痛感させられていますが、夏の暑さと日差しは対策した方がよいと思います。
もちろん、何にもしなくても大丈夫な多肉たちもいるのですが、暑さに弱かったり、日差しに負けて焦げてしまったりと、それぞれの個性が見えてくるんですよね。
日差し対策としては、できることならば、遮光ネットで日差しから守ってあげられるとベスト。
室内でも、屋外でも同じですが、とりあえず何とかするというならば、日かげに移動するというのが効果的です。
プラスして、風通しのよい場所に置いてあげることが、とても大事なポイントです。
屋外は風を信じるしかないのが現状なんですけど、室内ならサーキュレーターなどで、微量でも空気が流れていればよいと思いますよ。
まとめ
と、いうことで、今回は、多肉植物に夏の水やりはする?しない?断水して大丈夫なのかお話しました。
ここ数年、毎年、毎年そうなのですが、暑さも寒さも尋常じゃないことが起こりまくっていますよね。
だから、これまでの常識というか感覚では失敗することも出てきます。こればっかりは勉強と思って、多肉ライフを楽しんでいこうと思っています^^
今回の記事がみなさんの参考になれば、うれしいです。