「多肉植物の葉に黒い点ができました。何かの病気ではないかと心配です。」こんな状況になれば、思わず二度見してしまいそうですよね。
大切に育てていた多肉植物の葉に変化が出てしまうと、どうしても病気や虫害を疑ってしまいます。
だけど、多肉植物の場合、黒い点ができたからといって、すぐに黒点病を疑ってはいけません。それ以外の原因がいろいろ考えられるからです。
今回は、多肉植物の黒い点についてお話ししたいと思います。
多肉植物の黒い点は病気とは限りません。
多肉植物は強くて丈夫というイメージがありますが、結構デリケートな植物だと実感しています。
黒い点ができてしまったときには、葉先にポツンとできているのか、葉の中央あたりに点ができているのか、それとも、しぶきのように点ができているのか、状況を整理してみましょう。
多肉植物が急激に枯れたり、葉が落ちたりしなければ、点は消えないけれど、元気に育ってくれます。
多肉植物の葉に黒い点ができてしまう原因は、いくつかありますので、まずは心当たりがあるか、ないかだけでもチェックしてみましょう。
日照に問題はありませんか
多肉植物だけでなく、植物全般的に日照の問題はつきものです。
例えば、急に強い日差しにさらされてしまったり、逆に日照不足であったりしていませんか。「葉やけ」のように、全体が黒くなったりせずに、黒い点で出てくることもあるようです。
もし、心当たりがあれば、少しずつ日照に慣れさせて管理するようにすれば、点は消えませんが、問題なく成長してくれます。
急激な温度変化はありませんでしたか
朝晩の冷えもそうですが、冷房、暖房を使ったために起こる急激な温度の変化も含みます。温度の変化で多肉植物がダメージを受けていることもあります。
品種によってはデリケートなものもありますから、気温や湿度の管理も気を付けてあげたいですね。この場合は、適切な温度のもとで様子見です。
雨に当たったりしていませんかか
多肉植物は、雨にうたれると傷んでしまい、黒くなってしまうことがあります。黒い点のようなものが出てしまうこともありますし、葉が黒くなってダメになってしまうこともあります。
この場合は、水やりを控えて、とりあえず湿り気の解消につとめましょう。黒い点、黒ずみが広がってしまう場合、葉が腐ってしまった場合は、その葉を切り取ってしまうことをおすすめします。
黒点病、黒すす病、黒くなって腐れる病
風通しが悪かったり、湿気、蒸れなどが起こると、黒いすすがかかったようになったり、黒カビが生えたようになったり、黒いしぶきが飛び散ったように見えたりします。
これが広がるかどうかがポイントです。広がるようであれば病気を疑ってもよいと思います。
だけど、何をどうしたらよいか、わたしにはわかりません。汗
実際に、わたしの多肉植物も、黒いすすがふりかかったような症状になったことがあります。ですが、弱った様子は全くないのです。
ふき取ってみても、何もとれないし、爪にひっかかりもしません。その部分がボヨボヨになることもありませんでした。
だから、ソバカスのようなものかなぁーと思うことにしています。
寄せ植えで楽しんでいる友人からは、蒸れが原因なのか、一部の多肉がこのような状態になっているという話を聞いたことがあります。
多肉植物を育てていると、この黒いすすがかかったような現象を体験する方が多いみたいです。
その後どうなるかというと、全滅するという方もいれば、見た目は悪くなったけど元気に育っているという方もいます。
絶対に枯れたり、腐ったりというわけでもないところが、とっても謎めいていますよね。
この「黒すす」体験したことあるよって方のお話し、是非、聞いてみたいと思っています。よかったら、聞かせてくださいね。
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