トリカラーって名前のつく植物ってたくさんあります。今回は多肉植物のセダムトリカラーが主役です。
ピンクの縁取りがとっても可愛くて、緑色のイメージが強い多肉植物にきれいな彩りを添えてくること間違いなし!
しかも、斑入りの葉っぱが茂ってきますから、寄せ植えのアクセントとして使うことができますよ。
ところが、セダムのトリカラーは、夏に向けて黒斑病になりやすいといわれているのですね。
そこで、黒斑病にならないようにするための育て方のポイントをお話しようと思います。
トリカラーって、トリプルカラーの省略形かも。
トリカラーって、いろんな植物の名前に入っています。たぶん、特定の植物を指すのではないと思うのですね。
わたしの勝手な思い込みかもしれませんが、トリカラーはトリプルカラーの省略形なんじゃないかと考えています。
今回の主役のセダムトリカラーでいえば、とってもわかりやすいのですが、ピンクと白と緑色の3色が葉っぱに入っていますよね。
植物は違っていても、斑入りの葉っぱに挿し色が入っているような組み合わせになっていることが多い気がしています。
観葉植物なんかでも、〇〇トリカラーって名前のものがあるんですよ。
セダムトリカラーは良く茂るし、紅葉も楽しめます。
トリカラーは、本当に才色兼備なお姫さまで、花壇の片隅にあっても綺麗だし、寄せ植えの使っても彩りを添えるときに大活躍してくれます。
いまでも十分きれいなのですが、なんと紅葉をしてくれる多肉植物で、季節になるともっと赤味が増して別人のような一面を見せてくれるんですよ♪
一応、セダムの仲間ですから、丈夫にワシャワシャ茂るように育ってくれます。
ですが、初夏から夏いっぱいは黒斑や黒点が出やすいですから、ちょっとだけ注意してあげてくださいね。
トリカラーの育て方と黒斑病対策のポイント
トリカラーはセダムの仲間ですから、比較的簡単にそだてることができます。
春や秋はとくに、日当たりの良い場所において、土の表面が乾いてきたらお水をあげるようにします。
他の多肉植物と違って、何日かに1回の水やりというのではなくて、感覚的には他のお花に水やりするのと同じくらいの感覚でも大丈夫です。
ちょっとあげ過ぎかな?と思ったときには、土の湿り具合を見てから、お水の量を調節してあげてください。
これまでに紹介してきた多肉ちゃんたちも、わたしの育てている環境では、季節によって水やりの頻度を多くしても大丈夫なものがわかってきました。それは、また、別の機会に紹介したいと思います。
さてさて。
トリカラーは、黒斑や黒点がでやすいといわれています。購入の段階でも、部分的に出てしまっている苗もあるのですね。
黒斑や黒点ができてしまうと、それが消えて治ることはありませんから、できる限りの対策をしてみましょう。
お水をあげるときは上からかけないこと。
トリカラーはお花のように葉っぱが中心に集まったロゼット状の形をしています。
このような葉っぱの付き方をする多肉植物は、極力、上からばしゃ~とお水をかけないことが大切なポイントですね。
この葉っぱの中心にお水がたまってしまうと、そこから傷みやすくなってしまいますから要注意です。
雨に当たったあとに、晴天の直射日光に当たったりすると、黒くなることがあります。夏場の雨には気をつけることも黒点の予防になります。
夏は風通しをよくして蒸れないようにすること。
トリカラーは育ててみると分かるのですが、わりとよく茂ってきます。人によっては、真逆の意見の方もいらっしゃいます。汗
そうなると、どうしてもすき間がなくなってきて、蒸れやすくなるのですね。だから、少し間引いてあげたり、風通しの良いところに置いてあげたりするのがベターです。
お水をあげる時間帯にも気をつけてあげましょう。
暑い時期は、日が沈んだ頃か、朝にあげるようにします。カンカン照りな時間帯にお水をあげてしまうと、一気に蒸れあがってしまいます。汗
これが失敗のはじまりになることも多いですから気をつけてくださいね。
黒斑病や黒点病は、例えば、いつも同じ場所に水滴が落ちてくる場所や、湿り気が解消されにくい場所から起こることがあります。
そして、夏場は直射日光にあてないように、何かの木陰や軒下などの半日陰で過ごすこともポイントですね。
ということで、今回はトリカラーの育て方のポイントについてお話しました。
これから暑くなってきますし、梅雨も控えています。
多肉植物にとっては、山場になりますから、雨や日よけの対策はそろそろ検討しておかないとだよな~。汗
夏を乗り切る事ができれば、紅葉を楽しむこともできますから、ここからが勝負どころになりそうですね。
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