多肉植物を植え替えたいのだけど、多肉植物の土が手元にないということがあります。
そのようなときには「観葉植物の土」を代用することができます。実は、わたしは、何度もこの方法で多肉植物を育てたことがあるのですね。
何か問題が起こるのではないか?と不安になるかもしれませんが、何の問題もなく元気に育ってくれています。
ところが、観葉植物の土を多肉植物に使うときには、事前にチェックしておきたいポイントが3つあるのです。
使って実感!観葉植物の土は意外と万能なんです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、わたしは多肉植物だけでなく、観葉植物も育てています。
観葉植物を上手に育てるときのポイントは、日当たりと風通し、水やり・・・
あれ?どこかで聞いたようなフレーズだと思いませんか?笑
そうなのです!
多肉植物を育てるときのポイントと共通するような部分が多いのですね。もちろん、育て方については、観葉植物と多肉植物では違っていますよ。
観葉植物は、室内で育てることが前提になっています。だから、市販されている観葉植物専用の土は、虫がわいたり、においがしたりしないようになっていることが多いです。
ここがポイントなのですね。
実は、観葉植物の土はガーデニングや鉢にお花を植えるときにも使うことができます。
観葉植物の土は、極力、根腐れを起こしにくいように配合されています。初心者の方でも安心して植物をそだてられるようになっているのですね。
余計な肥料がガッツリ入っていることは、ほとんどありませんし、水はけもよいですから、かえって扱いやすい部分もあるのです。
観葉植物の土を多肉植物に使うときのポイント
多肉植物を育てるときにも「観葉植物の土」を代用して使うことができますが、どんなメーカーの土でもよいのかというと、そうともいいきれないのですね。汗
そこで、わたしなりに代用できる土の目安になる3つのポイントをお話します。
観葉植物の土に実際に水やりをしてみる。
多肉植物を育てる時には、排水性の良い土を選ぶことがとても大切です。
観葉植物の土も基本的に、水はけはよいのですが、メーカーによっては、すこぶる悪いものもあるのです。
これは成分表記だけではわからなくて、実際にお水をかけたときにどうなるかを事前にチェックしておいたほうがよいです。
土がぶわ~っと浮き上がることがなく、静かに浸透して排水されるものなら大丈夫です。
土の粒がしっかりしているかどうかをチェック。
観葉植物の土は、多肉植物用の土とは、見た目のようすが全然違います。
土が粉状ではなくて、粒がしかり確認できる「粒状」のものであれば、多肉に植物にも代用可能です。
意外と赤玉土や鹿沼土などの粒が、見た目でもわかるくらいの配合になっているのではないかと思います。
ですが、何だかよくわからないけど、粉っぽい土が多く配合されている感じがすれば、マッタをかけた方が無難です。
余計な肥料が配合されていないこと。
観葉植物の土は、気を利かせて肥料が配合済みになっているものもあります。
多肉植物の土にも肥料が配合済みになっているものが市販されているのですね。(元肥ってヤツですな。)
ここで気をつけておきたいのが、肥料が強すぎると多肉植物に支障があるということです。
植物やお花を育てる用の肥料は、多肉植物には強すぎることがあるといわれています。
ですから、観葉植物の土の袋の表記をよくみて、「堆」「肥」の文字がないものであれば使っても大丈夫です。
もし、表記があるとすれば、100均で購入できる赤玉土の小粒タイプなどを混ぜてあげてもよいと思います。
わたしは、観葉植物の土を代用するときに、ふるいにかけてから使うようにしています。
土の中に木や枝のカスのようなものや、何かの繊維のようなものが入っているからです。
たいてい、後々何かの事件が起こると、こういう些細なところが問題になったりするものなんですよ。汗
事前に準備、対策をしておくことって大事ですよね!
ということで、今回は観葉植物の土が多肉植物にも使えるということをテーマにお話しました。
正直な感想としては、悔しいほどに問題も起こらないし、もしかすると、ちょっと育ちがよくなっているものもあります。
だけど、基本的には多肉植物の土の代用品として考えてくださいね。
観葉植物の土は意外と他の目的(植物)にも使えますから、あまった土は封をしてとっておくと便利ですよ。
今回の記事が、みなさんの参考になればうれしいです。
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