多肉植物、淡雪

一度見たら忘れられない、多肉界の美白美人こと淡雪育て方を紹介します。

淡雪はうっすらと積もった雪をイメージさせるような白さを持った多肉植物。

わたしは、過去に一度だけ見たことがあるのですが、そのときのトキメキはいまでも忘れられないくらい本当に綺麗なのですね。

それからずっと探しているのですが、それっきりなかなか出会うことができずにいます。

白さが魅力的な淡雪なのに、季節によってはビックリするようなトキメキ色に染まってくれるのですね。その姿はもはや別物のような美しさなんですよ。

淡雪のトキメキ色って何色?

淡雪はグラプトペタルム属のひとつです。

見た目は綺麗な白色だとお話しましたが、実際には真っ白ではありません。うっすらと紫色が入ったような白さなのですね。

だけど、その淡い感じは、決してぼやけた感じではなく、本当に綺麗なんです。

淡雪は紅葉する多肉植物で、とっても綺麗な桃色に染まっていきます。これがまた、淡雪らしい秘めたる魅力なのですね。

もちろん、育てる環境などによっては、染まり方に差が出ることがありますけど、その差も良い意味で楽しませてくれますから、オンリーワンな多肉ちゃんなんです。

ところで、淡雪にはお父さん、お母さんにあたる多肉植物があって、ひとつは朧月、もうひとつは、アメチスチヌムといわれています。

トップ画像の淡雪の姿は、朧月って品種に近いと思います。アメチスチヌムは丸い玉のような葉っぱがつくのですね。

淡雪は苗によっては、アメチスチヌムの面影が強くでることがあって、むっちむちな葉っぱに育つことがあります。

わたしにとっての淡雪は、どうしても欲しい多肉植物のひとつなので、結構、いろんな写真を見たりしていたのですが、むちむちな淡雪もとっても愛嬌があっていいなぁ~なんて思えましたよ。笑

淡雪の育て方のポイント

淡雪は、見た目がお花のような感じに葉っぱが付きます。こういうのをロゼット状とかって表現することがあります。

こういう感じの多肉植物は、ロゼットの中心にお水が溜まってしまうと、そこから傷みやすくなりますから、雨の後や水やりの後なんかは、ちょっと注意してみてあげると良いと思います。

フッ!っと息を吹きかければ、おおむね水滴は飛んでしまいますよ。

淡雪のようなグラプトペタルム属の多肉植物は、日当たりがとにかく重要です。

日照不足になってくると、茎が間延びするようにぐーんと伸びて育ってしまうことが多いです。

茎が伸びると頭が浮き上がるような感じになりますし、葉っぱの間隔も広くなってしまって、悲しい姿になってしまいます。

これだけでも、十分に困ってしまう状況なのですが、葉っぱがそっくり返るように、くりんと巻きが入ってしまうこともあります。汗

こうなってしまうとお手上げです。たぶん、葉っぱはもとに戻すことができないと思います。

これが日照不足だけの原因なのか、水やりとの兼ね合いもあるのか、ハッキリとは言えません。

だけど、夏時期以外は、基本的に十分な日光浴をさせてあげてくださいね。

そして、水やりにも注意が必要です。

水やりが多くなりすぎると根腐れを心配される方が多いですよね。だけど、それ以外の問題もあるのです。

例えば、水やりの頻度が高すぎると、葉っぱが落ちやすくなる傾向があります。雨が続いているときも同じように考えてもらってよいと思います。

このことについては、以前にお話している記事がありますので、よかったらご覧になってくださいね。

過去記事:「クールな青色の多肉植物、蒼星がカッコイイ!知らないと葉が落ちるグラプトペタルムの育て方

それから、蒸れに弱い傾向があります。とくに、下葉の方はどうしても傷みやすくなってしまうのですね。

今回の画像のように、汚れた感じになってしまうことも多々あります。汗

わたしは、こういう傾向のある多肉ちゃんたちは、水はけのよい土を使って、風通しの良い場所に置いてあげるようにして対策をしています。

それでも、下葉はいずれおちてしまうんですけどね。汗

淡雪は葉挿しでも増えますから、葉っぱが落ちたらチャレンジしてみるのもおすすめです♪

 

ということで、今回は淡雪の育て方についてお話しました。

わたしの住んでいる新潟も、いよいよ蒸し蒸し、じっとりな空気を感じるようになってきました。

ゲリラ豪雨のような強烈な雨が降ってくることもありますから、うちの多肉たちが心配です。汗

屋根なしの場所に置いてある子もいるので、ちょっと移動してあげないとですね。

梅雨時期は、いろんな方のブログでも多肉植物の雨被害が報告されたりしますから、みなさんも、どうぞ急な雨には気をつけてくださいね!