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植物を枯らさずに育てたいと思っている方は多いと思います。ですが、水やり肥料を与えることばかりに気を取られていてはいけません。

植物の根が健康に育っていれば、地上に見えている葉や茎なども元気に育ってくれるのです。根腐れに悩まないためには、植物の住み家である土に注目することも大切ですね。

今回は、根腐れに悩まないためにも、植物がよく育つ土とはどのようなものなのかを4つのポイントにまとめてお話します。

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よい土最大のポイントは水はけと通気性がよいこと。


よい土とはどんな土なのか、土の種類に目をむけるのは早すぎです。土の種類よりも、土の特徴について事前学習しておくことが大切なのです。

よい土の条件としてはずせないのは、水はけと通気性です。水はけのことは「排水性」と表現されることもあります。

植物の根っこは土から水分や養分を吸収する働きがあります。これにプラスして酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出す、呼吸もしているのです。

通気性が悪い土は、土の粒子が細かくて、粒子と粒子の間にすき間がない土です。通気性が悪いと酸素を含んだ空気が根っこに供給されず、根が窒息状態になって、弱ってしまったり、枯れてしまったりするのです。そして、腐敗菌が増殖して根腐れを起こしてしまうのです。

あわせて、水はけも大切なポイントです。水はけがよい土は、土の中に余分な水を残さずに排出するようになっています。土の粒子と粒子の間にすき間があるということです。

このような土であれば、水やりをしたときに、土の中に残っている古い空気を押し出します。その押し出された分の空間に新鮮な空気が送り込まれるのです。この一連の流れが大切なのですね。

水はけのよい土、通気性のよい土には共通していることがあります。それは、土の粒子と粒子の間にすき間がある土ということです。すき間があるということが、大切なポイントなのです。

よい土には保水性が高いことも大切です。


よい土の条件として、保水性が高いことも大切です。保水性とは、読んで字の如くですが、水を保っておける性質のことです。

ですが、先ほどの「水はけ」と反対のことを言っているような気がしませんか?何だか矛盾したことをいっているように感じてしまいますよね。ですが、水はけ(排水性)と保水性は、まったく別もので、矛盾もないのです。


ちょっと極端な例になりますが、小さな石粒に水をかけても、ちっとも水を含みませんから、すぐに乾いてしまいます。水をかけたとしても、あっという間に流れてしまいますよね。このような石の粒で植物を育てたとすると、根っこはすぐに乾燥してしまい枯れてしまうでしょう。

これでは、いけないのです。

それでは、土の粒子が小さなかたまり(団粒)になっている土だったとしたらどうでしょう。土が水を保持しますから、その水分を根っこに提供できますね。そして、団粒と団粒の間にはすき間がありますから、通気性、水はけはよい状態になります。

赤玉土や鹿沼土、パーミキュライトなどは、団粒構造の土ですから、水はけ、通気性、保水性などの話になると、たびたび登場してきますね。


保肥性が高い土もよい土です。


保肥性とは、肥料分を保持する力のことです。肥料をあげたとしても、水やりや雨で流されてしまっては、効果は半減してしまいます。保肥力が高い土は、よい土のひとつといえるのです。

ですが、この保肥性も万能、万全というわけではありません。植物が肥料分を求めてきても、土が吸着してしまって、植物に行き渡らない成分がでてきたりもするのです。なので、本格的に園芸をはじめると、何種類もの土を配合したり、混ぜたりするのです。


ということで、そろそろお話をまとめておきますね。


植物がよく育つ土4つのポイント


・水はけがよいこと。
・通気性がよいこと。
・保水性が高いこと。
・保肥性があること。


鉢植えなどを購入すると、そのまま育ててしまうことが多いですよね。土のことなんて、あまり考えたりしないと思います。

ですが、水やりでどうしても失敗してしまうとか、どうしても育たないということで困っているのであれば、土に注目してみることも大切です。

わたしは、植物を買ってきたら、土の入れ替えを行うようにしています。そんなに急いですぐするわけではありませんけど。汗

使う土は、あまり難しく考えないことにしています。自分で配合してみるのも楽しいのですが、植物に合わせて売られている「多肉植物の土」のようなものを使ってしまいますね。

土の名前や性質などを調べてみると、聞いたことがある名前の土が必ず出てきます。その土がどんな土なのかを情報収集してみるのもおもしろいと思います。

たとえば、「サボテンの土」などの配合表記を見たときに、どんな土なのかイメージできるようになれば、園芸コーナーの楽しみ方も増えてきて楽しいですよ。