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- 植物がよく育つ土の選び方
100均の園芸コーナーは、ホームセンターなどよりも手軽に、気軽にいろいろなものを購入できるようになりましたよね。
そこで、いよいよ問題になってくるのが、100均の土についてです。
100均で買える土は、虫がわいたり、キノコが生えてくるという事例があることをご存知でしょうか。
植物を育てるためには、どうしても土が必要になりますが、100均の土の選び方や使い方には、ポイントがあるのです。
今回は、100均の土についてお話します。初心者の方やビギナーの方にも、参考になると思いますから、どうぞご覧になってくださいね。
100均の土は質が悪い「粗悪品」なのか。
100均の園芸コーナーでは、植物を育てるための土も売られています。
お部屋で育てるくらいの植物であれば、土はそれほど必要ありませんから、少量で売られていることもありがたいですよね。
ホームセンターなどで購入すると、大きな袋で売られていることが多くて、あまってしまったときに、保管しておくにも困ってしまうものです。
パッケージを見ると、観葉植物用や多肉植物、サボテン用など、使う側を意識したものになっていて、ついつい手にしてしまうことも多いのですね。
さて、100均の土は「100円」だから、質が悪いのでしょうか。
わたしは、決してそんなことはないと思います。
ホームセンターで売られている大きな袋の土の分量と価格で割り算してみると、それほど大差はないのですね。
ですが、インターネットで調べてみると「100均の土から虫がわいた」「100均の土からキノコが生えてきた」という話題があがっているのも事実です。
実際、わたしも100均の土を使っていて、キノコが生えたことも、虫がわいたこともあります。
「じゃあ、やっぱり、100均の土は不安が多いじゃん!」ということになりそうなのですが、それは、ちょっとマッタです!
わたしは、ホームセンターや園芸店から購入した土を使っていても、やはり、虫が出てきたり、謎の植物(雑草?)が生えてきたりしたこともあるのです。
でも、それって普通に起こることなんじゃないかなぁ?というのが正直なところ。
どこから購入したということが問題ではなくて、土の選び方や使い方がポイントになるのではないかと思うのですね。
100均の土の選び方には3つのポイントがあります。
100均の土は決して悪くないということをお話しました。
ですが、100均の土を選ぶときには気を付けてほしいポイントが3つあります。
初心者の方でも、簡単に実践できますから、是非、参考にしてみてくださいね。
土の粒が崩れていない土を選ぶ
土を選ぶときに、是非、参考にしてもらいたいことのひとつが「粒」についてです。
園芸やガーデニングでも大切なことなのですが、土が粒上になっていることは、とても大切なのですね。
例えば、水はけのよさであったり、通気性であったり、それぞれの土の特性をひきだすためには、粒が崩れていないことが前提条件になります。
ですから、袋の中の土が粉状に砕けていまっていたり、微塵状になっていたりするものは、極力選ばないようにするとよいと思います。
室内用に使うなら色が黒い土を選ばない。
100均には観葉植物用の土、多肉植物用の土など、ブレンドされた土が並んでいます。
その土自体が悪いというのではないのですが、是非、見た目の色をチェックしてみてください。
色が黒い土は、ピートモスやココヤシピート、腐葉土など、葉っぱや植物繊維を粉砕して混ぜたものになっていることが多いと思います。
植物を育てるときに、それらがマイナスになることはありませんが、室内で育てるとなると、少し話が違ってくるのですね。
植物の繊維や葉っぱなどの繊維が混ぜられた土は、虫が出てしまうことがあります。
屋外ならば、それも「良い土ってことだよ~」と笑い話になるのですが、室内では、困った大問題になりますよね。
室内は、屋外よりも温度が高いですし、通気や日当たりも、屋外とは条件が異なります。
ホームセンターなどで売られている観葉植物用の土などは、熱処理がされていたりして、室内で使うことを前提とした商品が並んでいるのですね。
だから、お値段も多少高めだったりします。
室内で使う土ならば、100均の土を選ぶ場合、色の黒い土を選ばないことが安心につながるのではないかなぁと思います。
何かの繊維が見える土を選ばないこと。
これも、先ほどのお話と似ているのですが、「観葉植物用の土」「野菜・花用の土」のようなブレンドされた土です。
色は黒くなくても、袋ののぞき穴から中を見たときに、何かの繊維のようなものが見える場合は、室内用に選ばないことをおすすめします。
例えば、植物の茎や葉っぱが枯れたようなもの。ヤシの実の繊維のようなものです。
繊維質な何かが混ざった土を使うと、植物はきちんと育つのですが、謎の雑草が生えてきたり、虫が出たりしてしまうことがあります。
それは、土が悪いのではなく、使う側として、都合が悪いということなのですね。
ですから、室内で安心して植物を育てたい、置いておきたいというときには、明らかに何かの繊維が混ざったように見える土を選ばないことをおすすめします。
それでは、ここまでのお話をまとめてみますね。
100均の土の選び方と使い方のポイント
・土の粒が崩れていない土を選ぶ
・室内用に使うなら色が黒い土を選ばない。
・室内用に使うなら何かの繊維が見える土を選ばないこと。
今回は、100均の土の選び方についてお話しました。特に「室内で使うならば」という条件がついた場合の話です。
屋外で使うならば、あまり神経質になりすぎなくてもよいと思いますが、土にも、自分のが使うときの相性のようなものがあります。
こればっかりは、いくつか試してみないと、何ともいえないですね。汗
わたしは、100均の土を使うときは、セリア(seria)を使うことが多いです。
ここの土よかったよ!というエピソードも聞いてみたいので、是非、コメントやメッセージで教えてくださいね。
今回の記事が、参考になればうれしいです。
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