いよいよ雪がちらつきはじめました。多肉植物にとって試練の冬が本格的に到来です。
多肉植物は、ある程度の寒さに耐えることができるのですが、凍結したり、雪の下になりそうであれば、室内への移動を検討した方がよいと思います。
多肉植物の冬越しに失敗すれば、枯れてしまいます。ですが、水やりで失敗して腐らせてしまう方も多いのです。
それでは、多肉植物の冬の水やりはどのくらいの頻度で行なえばよいのでしょうか。
今回は、わたしの多肉植物の実践体験をもとに、冬の水やりで失敗しないためのポイントをお話します。
多肉植物の冬越し。冬は休眠期で眠っています。
多肉植物にたくさんの種類があります。すべてが同じように育つわけではないのですが、冬は成長が止まる「休眠期」をむかえるものが多くなります。
休眠期間は秋の終わりから、冬の終わりにかけて、やって来ます。だいたい、11月中頃~3月いっぱいくらいで考えておけばよいと思います。
この期間は、春~秋の時期と同じような水やりをしていたのでは、根腐れを起こしてしまうことが多くなります。
特に、寒さに弱い品種は水やりで失敗して枯らしてしまう方が続出です。
休眠期間中は、多肉植物が、それほど水を必要としていません。ですから、水やりは1ヶ月~2ヶ月に1回くらいでも十分すぎると思います。
多肉植物の冬の水やりで失敗しないためのポイント
多肉植物は冬になると、休眠期に突入します。
休眠期間中は、積極的な水やりを控えたほうがよいです。全体が枯れ果てるような乾燥状態にはなりません。
多肉植物の冬の水やりで失敗しないためのポイントは、水やりを一旦止めて様子をみることです。
休眠状態の多肉植物の特徴は、下葉から枯れたように変色したり、チョリッチョリに乾燥したりするようになってきます。
成長が止まっているから、これで普通なのです。
下葉からの変化が出てきた場合は、そのまま、水やりを完全に止めてしまって大丈夫です。
だけど、水やりを止めてみたときに、多肉植物の全体がしおれてきたリ、ぐったりしたような感じになったときは、ほんの少しお水をあげるようにしてみてください。(土がちょっと湿るくらいでよいです。)
今ほどお話した、下葉からの変化を「水不足」と勘違いして、水やりをしてしまうと、だいたい失敗して腐らせてしまうことが多いのです。
今回のトップ画像は、冬の水やりに失敗して、根腐れさせてしまった多肉植物の様子です。涙
株元、来てますよね。茎が黒くなって、腐り出しました。これはアウトですな。
小さな多肉植物は冬が越せないこともあります。
多肉植物と一言で表現されることが多いのですが、同じ種類のものでも、育ち方や大きさには差が出てしまいますよね。
大きく育ったものもあれば、まだ小さい苗という感じがするものだってあります。
多肉植物は、株が若くて、まだまだ小さい苗だと、どうしても冬を越せないことがあります。こればっかりは、どうしようもありません。
どんな植物でも、新芽が出てきたのに、大きくなる前に黒くチョリチョリになってしまうこともありますよね。その感じと似ているのだと思います。
今回は、多肉植物の冬の水やりに失敗しないためのポイントをお話しました。(あくまでも、わたしの個人的な意見です)。
繰り返しになりますが、冬の水やりは失敗することが多いです。根腐れをさせないように注意をしてくださいね。
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