多肉植物は「誰でも簡単に育てられる」と言いますよね。
ところが、育て方が気になって色々調べてみると、水やりや根腐れなどの情報に大パニックすると思います。
とくに、雨のことや、屋外で育てることに関して、マイナスイメージを持たれている方も多いですよね。
今回は、多肉植物に雨は大敵なのか?、梅雨時期の多肉の様子と合わせてお話したいと思います。
多肉植物は雨に当たっても大丈夫!
多肉植物は雨にあてるとよくないとか、根腐れの原因になるとか、そういった話をよく耳にしますよね。
わたしも多肉植物をはじめたばかりの頃には、そういった情報にビクビクしていたことを思い出します。笑
ですが、これは大間違いです。過保護になりすぎ!
多肉植物は雨に当たったくらいで、枯れたり、腐ったりしませんよ。
もちろん、植物ですから事故が起こることもありますが、そもそもは屋外で生まれたり、生息したりするものですよね。
ですから、当然、自然の中で生きていれば雨も風も体験するはずです。そのたびに朽ち果てるほど、多肉はヤワではありません。
ですが、多肉植物は一般的な草花に比べると、それほど頻繁に水やりをする必要はありません。
ですから、長雨や湿度の高い状態が何日も続く場合は、対策をしてあげた方がよいことは確かです。
雨に当たって超元気になった多肉たち
わたしがこのブログを始めた頃は、多肉植物を室内で育てることをテーマにしていました。
ですが、室内管理は意外とむずかしい!むしろ、屋外管理よりも難しいかもしれないと感じています。汗
多肉植物の屋外管理をしてみるとわかりますが、自然に任せて、お天気に任せて育てている方が、断然、健康的にモリモリ育ってくれます。
とくに驚いたのは、グリーンネックレスやルビーネックレスなどの、ネックレス系多肉です。
お店で説明を受けても、本やネットで調べても、どうしても上手にそだてられなかったのですが、屋外で放置して、雨に任せるような育て方に切り替えたところ、メチャクチャ元気に育つようになりました。
上の写真はルビーネックレス。
葉っぱが弾けてしまうのではないかと思うくらいに、プリップリになっていきますw
三日月ネックレス、アーモンドネックレス、ピーチネックレスなども同様で、この子たちは、わりと水を好む傾向にあるようです。
他の多肉も品種によりますが、概ねは屋外管理をしても、何の問題もなく育ってくれますし、多少の雨に当たっても何の問題もありません。
ですが、雨にあてるような育て方をしていると、葉っぱに黒い点ができたり、水しぶきの跡のようなものが残ることがあります。
わたしは、それも芸があってよいなぁと感じていますが、気になる方は軒下のような場所で管理するのがよいですね^^
水はけのよい土にすることも大事
多肉植物をそだてるときに、水はけのよい土を選ぶことも大事です。
わたしは市販の「多肉植物の土」を使っていましたが、いまは完全に使うことをやめました。
新潟の気候では、市販の多肉植物の土が合わないように感じています。
ですから、わたしはオリジナルのブレンドで多肉を育てています。
わたしがこれまでに実験してみて、一番失敗が少なく育てられた配分は次のとおりです。
赤玉(極小):1
鹿沼(極小):1
軽石(小粒):3
この配合で育てていると、雨にあたっても、梅雨時期も、そのまま屋外に放置していて大丈夫でした。
もちろん、お住まいの地域や環境によっても違うでしょうが、ひとつの参考として残しておきますね。
今日のまとめ
今回は、多肉植物と雨についてお話しました。
多肉植物は水やりを含めて、水に弱かったり、水が苦手だったりという印象を持たれる方も多いと思います。
ですが、あまり過敏になり過ぎる必要はありません。
もちろん、水やりの頻度が高すぎたり、雨が何日も続きすぎると良くないと思いますが、多少のことであればきちんと乗り切ってくれます。
わたしの実家の花壇に地植えした多肉なんかは、雪の下になっても、まだ生きていますし、野生化するほどの生命力を見せつけてくれていますよ。笑
もちろん、無茶をしすぎるのはよくありませんが、肩の力を抜いて多肉を楽しんでもらえたら嬉しいなぁと思っています。
今回の記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです。