「風の谷のナウシカ」の世界から飛び出したような、オシャレな多肉植物に出会いました!
曲線美が冴えわたる、とってもユニークな葉っぱの持ち主のジグザグカクタス。フィッシュボーンカクタスとも呼ばれています。
一目見た瞬間から、ドキドキが止まらなくなるような多肉は久しぶり!オンリーワンのグリーンインテリアを求めている方に超おすすめです。
今回はジグザグカクタス(フィッシュボーン)の育て方や枯れたと勘違いされやすい症状についてお話します。
ジグザグカクタス、フィッシュボーンは立派なサボテン。
葉っぱの形、全体の姿が絵に描いたワカメのような姿のジグザグカクタス。トゲトゲしい針が無いように見えますが、サボテンの仲間です。
わたしたちがイメージしがちな、砂漠の中のサボテンとは違って、半日陰を好む森林性のサボテン。直射日光ガンガンの環境に置く必要はありませんから、室内で育てるのは好都合なことが多いのです。
ジグザグカクタスは葉っぱが垂れ下がる!
ジグザグカクタスは、育つにつれて自分で立っていられなくなります。もともとは、木などにくっついて生えていくタイプの植物なのですね。
だから、吊り鉢などで、観葉植物のように垂れる葉っぱを楽しむように仕立てられていることもあるんですよ。とっても不思議なサボテンでしょ♪
苗が15cmくらいのときは自立していられますが、育つにつれて倒れてくるように感じてしまいます。だから、枯れたのではないかと勘違いしてしまう方も多いみたいです。
背丈がある程度高くなってきたら、カットして挿し木してあげれば、自立した姿をキープすることができますよ。
室内管理でOK!冬でも水やりを忘れずに。
ジグザグカクタスは室内管理で育てても大丈夫な多肉植物です。
わたしは銀小判というサボテンを持っていますが、あの子は完全に室内育ちで枯れることなく育っていますよ。
売場のガードには「冬でも水やりをして土を乾燥させないようにする」と書かれていました。
これが悩みどころなんですよね~。
ずっと暖かな室内で育っていたのなら、冬でも休眠状態になっていないかもしれません。だから、水やりをしてもよいのではないかと思います。
だけど、ほどほどに寒さにあたるような場所で育っていたならば、休眠状態になっているかもしれないですよね?う~ん・・・
この子は細川洋蘭農園さんで購入したのですが、多肉ブースは結構寒かったんですよね。ちょっと、様子見をしてから検討しないとですな。これもまた楽しみのひとつw
やっぱり、基本的は困ったら「あげない」のが無難かな。
ジグザグカクタスは枝が出て広がる!うまくと大きな花が咲く。
ジグザグカクタスは、この姿のまま大きくなるわけではなくて、枝を広げるように脇芽が出てくるタイプです。
枝葉が広がるようになると、自立ができなくなってくることもあります。
お花はかなり大きくて、咲いているところは画像でしかみたことがないのですが、身の丈にあった大きさとは思えないサイズで咲きます。
あくまでも私の感覚なのですが、月下美人っていうサボテンの花に似ているように感じました。月下美人の花は、とてもロマンチックなストーリーで語られたりしていますよね。
そこまで順調に育ってくれるかは未知数だけど、どうなるのかすっごく楽しみ!
ということで今回は、ジグザグカクタス(フィッシュボーンカクタス)についてお話しました。
フィッシュボーンって、魚の骨のことだと思うんだけど、やっぱり絵本に出てきそうなワカメにしか見えないかもw
だけど、こんなユニークな形のサボテンをお部屋にお迎えできて、なんだか物足りないわたしのお部屋に「らしさ」がでてきたような気がしました。
みなさんも、手のひらサイズからグリーンライフをはじめてみてくださいね♪