今回はグリーンドラムの育て方についてお話します。
まんまるな葉っぱがとってもキュートなグリーンドラム。「緑の太鼓」という名前で店頭に並ぶこともある多肉植物です。
去年の秋から冬にかけて、ホームセンターで見かけたのを最後になかなか出会うことができませんでした。
ところが、先日、偶然にも出会うことが出来たので即購入!ずっと欲しいと思っていたので大満足しています。
グリーンドラムは元気がなくなってシワシワになりやすかったり、枯れやすいという声を耳にすることもあるのですが、それは本当なのでしょうか?
グリーンドラムはとっても独特な特徴を持った植物です。
グリーンドラムは多肉植物として紹介されることも多いのですが、わたしの体感では「何ともいえない独特な植物」という印象です。
たしかに、多肉植物のような特徴もあって、葉っぱは肉厚になることもありますし、水やりは控えめ(頻度は少な目)でも育ってくれます。
ですが「つるの伸びる木」のような感じも否めないような一面があるのですね。
とっても成長がゆっくりに感じますから、育っているのか枯れているのか不安になることも多いです。
それにプラスして、茎の部分が木っぽくなることもありますから、余計に枯れてしまったのかと心配になってしまいます。
だけど、意外と枯れきるようなことは少なくて、しぶとく生きながらえる生命力の持ち主なのですね。
真夏と真冬は室内管理でもよいと思うのですが、日当たりの良い場所に置いてあげることは大切です。
わたしが紹介する多肉植物にしてはめずらしいのですが、肥料をあげたほうが多肉植物っぽく育ってくれるように思います。
わたしはメネデールを薄めてあげるようにしていますよ。
買ったときのまま、植え替えもせずに水だけで育てようとすると、どうも葉っぱが薄くなってしまいがちなのです。汗
グリーンドラムの育て方にはちょっとコツがあります。
グリーンドラムは、とにかく日当たりと水やりに注意をしましょう。
明るい日かげくらいでも育つといわれていますが、わたしの経験では日当たりの良い場所の方がベターだと思っています。
日当たりが悪かったり、日照不足になると徒長したように育ってしまいますし、葉っぱがとにかく軟弱な姿になってしまいます。
それから、過度な水やりをしないように気をつけることも大切です。
グリーンドラムは根腐れでダメにしてしまう方も多いですし、水を切らしすぎて弱らせてしまう方も多いです。
それこそ、土が乾いたら水をあげるくらいの感覚で構えているのがよいと思います。
水やりするかどうかで迷ったら、葉水も効果的です。この辺がわたしの実感している不思議なところなのですね。
グリーンドラムは、どちらかというと観葉植物に近い気もするのです。
もちろん、本当に多肉植物らしく育てられる方もいらっしゃるのですが、必ずそうなるとは言い切れない不思議な植物なのです。
グリーンドラムは葉挿しはうまくいかない。
グリーンドラムは「金のなる木」のように考えて育てると失敗します。
たとえば、葉っぱは普通の植物に比べると肉厚さをもっているのですが、葉挿しはうまくいきませんでした。
たぶん、挿し木で増やしていく方が確立が高いと思います。
わたしは、以前に霜にあてダメにしてしまったので、今回は秋冬を乗り切れるように頑張りたいと思っています。
ところで、今回購入したグリーンドラムは、新芽の部分がチョリチョリになってしまっているのですね。汗
まぁ、安かったから仕方ないといえばそれまで。
だけど、このままにしておくよりは、枯れた先っちょをカットして、あたらしい芽を期待した方がよいのではないかと思っています。
ちょっと心配だけど、先っちょだけ切ってみよ~っとw
ということで、今回はグリーンドラムの育て方についてお話しました。
グリーンドラムは上手く育ってくれると、ほんとうに気持ちがいいほどに、まんまる葉っぱがたっくさんついてくれます。
ホームセンターの園芸・ガーデニングコーナーや、観葉植物の販売をされているお店でも遭遇できます。
是非、みなさんもグリーンドラムを手にとってみてくださいね!