元気いっぱいにツンツン頭をアピールしている多肉植物の爪蓮華(ツメレンゲ)。
ぷりっぷりにギュット締まった葉っぱは、鉢からあふれるくらいに茂ってくれますから、育っていることを実感しやすい多肉植物です。
爪蓮華は塔が立つような、とっても独特なお花を咲かせてくれるのですが、これが事件のはじまり。
何も知らずに育てていると、悲しい思いをする方が出てしまうのですね。
今回は、爪蓮華の育て方や増え方、そして、99%枯れてしまう兆候についてお話します。
爪蓮華は夏と冬で見た目が変わる!ぱっと見で不安になりがち。
爪蓮華はとても珍しい変化で楽しませてくれる多肉植物です。
夏の時期と冬の時期で見た目の印象がガラリと変わってしまうのですね。
冬の時期になると、頭の方が枯れ込んだような姿になってしまうので、育てている側が勘違いをして、処分してしまったり、あきらめてしまうことが多くなります。
だけど、春になれば、また緑色の葉を出してくれますから、枯れてしまったわけではありません。冬を越せる多肉植物なんですよ。^^
そして、冬になると全体的に、葉が小さく縮んだような印象に見えますから、余計に弱ったように感じてしまうのだと思います。
事前の情報として、知っておくと心穏やかに育てることができますね。
爪蓮華の育て方と増やし方のポイント
爪蓮華は、乾燥に強い多肉植物という印象があります。
多少の水やり忘れくらいでは、枯れたりすることもありませんし、結構、しぶとく生き残ってくれるタイプです。
むしろ、水をあげ過ぎて失敗する方が多い多肉植物のひとつだと思っています。
水やりは、土が乾いてからでも間に合います。葉っぱの様子をみて、ちょっと水分不足かなぁ?と感じたときでもよいかもしれません。
夏は休眠状態になりますから、気を利かせて「お水をたっぷり」はNG!むしろ、いつもより頻度も量も控えめにしてあげた方がよいと思います。
湿気が多かったり、蒸れやすい状況に弱いですから、風通しのよい場所に置いてあげると上手く育ちますよ。
そして、忘れてはいけないのが日当たりです。
基本的には日当たりの良い場所で育てたほうが元気に育つのですが、真夏だけは、直射日光を当てすぎないようにしてあげてくださいね。
爪蓮華は親株から脇芽がでるようにして、どんどん茂っていきます。脇芽が出てしまえば、育つ速度は結構はやいように感じます。
多肉植物の土でも、十分育ちますから、わたしは肥料をあげたりはしません。
肥料をあげたり、培養土のような土で育てると、とても大きな株になるといわれています。たぶん「大きい」じゃなくて「でかい」に近いのだと思いますw
育つにつれて、花芽があがってきます。爪蓮華の花は塔が立つように、ぐ~んと伸びてきますから、冗談ぬきですぐにわかります。
ですが、お花が咲いて、放っておくと、その株は99%枯れてしまうような気がしているのです。汗
これまた、わたしの過去の経験なので、それが原因とも断定できないのですが、花が咲いてしまった株だけ、ダメになってしまったように思えたのですね。
だれか、同じような経験している方いないかなぁ~。
ですから、わたしは、花が咲きそうになったら、その花茎を切ってしまうことにしています。お花はう~ん・・・って感じのお花なんです。汗
脇芽がある程度大きくなったら、株分けしてあげても大丈夫です。春か秋を狙って株分けに挑戦してみるのも楽しいですよ!
多肉植物は、ちょっとくらい切る位置が悪かったりしても、平気で育ちますから、あんまり心配しすぎないで、チャレンジしてみてくださいね。
ということで、今回は爪蓮華の育て方についてお話しました。
わたしはツンツン頭の多肉植物が大好きで、樹氷とか、千代田の松とか、見ているだけでも嬉しくなってしまいますw
多肉植物にハマるポイントは人によって様々ですよね。「わたしは多肉のここが好き」ってポイントがあったら、是非、わたしにも教えてください♪