テレビや雑誌でも多肉植物の特集が目に止まるようになってきましたね。
話題になっている多肉植物特集では「リメイク缶」を使ってオシャレなインテイリアに仕上げちゃおう!ということなのです。
だけど、リメイク缶の特集って、残念なほどに大抵はこんな感じ。
「自由にペンキなどでペイントできて、おしゃれ!楽しいです♪かわいいです♪」
実際に作ってみる側のことが、あまり想像できていないことが多いように感じます。
わたしも便乗して作ってみたのですが、何より困ったのは「底穴のあけ方」と「穴のまわりの金属めくれ」。
これは大問題だったのですね。
とくに、穴をあけた後の金属めくれ(バリ)は、ケガをしそうなほど危険なのです!
そこで、今回はリメイク缶づくりで必須になる、底穴のあけ方と、金属めくれ(バリ)を一発で取り除く方法を紹介します。
リメイク缶に底穴をあける方法。
リメイク缶は、自分流にアレンジして作れるところが魅力のひとつですし、最大の楽しみでもあります。
だけど、植物を育てる以上、底穴がほしいを思っている人も多いはずなのですね。
リメイク缶は缶づめなどの空き缶、ペンキのペール缶などを使うのが、サイズ的にも丁度良いと思います。
さて、どうやって穴をあけるかなのですが、わたしは、五寸釘を打ち込んで穴をあけるのが簡単だと思います。
五寸釘は、ホームセンターなどで4本100円くらいで購入できます。
ある程度ですが、何回もつかえますから、リメイク缶に挑戦するなら購入しておくとよいと思います。
100均seriaのブリキ缶がオシャレでかわいい!
今回は100均のseriaで購入したブリキ缶を使ってみます。
何個か作ってみてわかったのですが、底に貼ってあるシールは、最初に頑張ってはがして置いた方がよいです。
このシールが、金属めくれを取るときに邪魔になるのですね。
ブリキ缶の底穴は五寸釘であけてしまいます。
先ほどもお話しましたが、五寸釘で穴をあけてしまいます。
わたしは、缶の内側から穴をあけます。叩いているうちに、缶の底が少し傾斜しますから、丁度、底穴に水が流れていくように仕上がるのですね。
外側から打ってしまうと、金属めくれが内側にできてしまいます。
そうなると、水が穴周辺でせき止められてしまいそうなので、嫌だったのもあります。汗
こういうところが、微妙に細かくてイヤな性格だなぁ~なんて。涙
わたしも練習をかねて、何個かチャレンジしたのですが、穴あけにはコツがあるのですね。
釘を打つイメージでトントンやってしまうと、釘が滑って、叩く場所や釘の先がズレてしまいます。
最初は、やや強めに1回ずつ叩いて、釘先の形に缶を凹ませる気持ちではじめましょう。
穴の位置が定まったら、力を込めて釘を打ち込みます。
初めてだと、加減が分からないと思いますが、だんだんわかってきます。感をつかんでしまえば楽々に穴をあけることができるようになります。
上の画像くらい、しっかりと貫通させてしまっても大丈夫です。
わたしは、釘を打ち込むときに、使っていない低反発クッションを下に敷いておきました。
釘を抜いてみると、問題の金属めくれ(バリ)がしっかりできています。
こいつがメチャクチャするどくて、手をひっかけたしすると、スパっと切れてしまうことは間違いありません。
缶の底になるからと軽く見ていると、誤算にきづかされるのですね。
このバリのでっぱりが、想像以上に出っぱっていて、缶を置いたときに安定しなくなっているのです。汗
バリを叩いて平らになんて、そうそう上手くいきません。
下手をすれば、外から叩いたときに、缶底が内側に打ち出されることになってしまいます。
リメ缶の底穴まわりの金属めくれやバリを解消する方法
さあ、ここからが今日のハイライトです。
金属めくれやバリを取り除くために「面取りカッター」というものがあるのです!
電動ドリルの先っちょにつけて使います。
わたしの家には、電動のハンドドリルがあったのですね。
普段は、カラーボックスなどの組み立てに、電動ドライバーとして使っています。笑
電動ドリルの本体は、ホームセンターなどで、1泊2日数百円でレンタルしていることもあります。
ちょっと、探してみる価値は十分にあると思いますよ♪
電動ドリルの先っちょの付け替えには「ドリルチャック」という専用の道具が必須です。
電動ドリルに付属でついているはずですが、わたしのドリルにはついていなかったのですね。(たぶん、無くしたんです。汗)
そこで、ホームセンターにドリルごと持って行って、ドリルチャックも選んでもらいました。
チャックドリルは300円くらいで購入できましたよ♪
面取りカッターで金属めくれやバリが一掃できます!
電動ドリルに面取りカッターを取り付けたら、金属めくれ(バリ)がある穴に垂直にあてるようにします。
あとは、ゆっくりドリルのスイッチをオンにして、真下に押しすすめます。
結構、力を入れて押します。バリ取りをしながら、穴を押し広げる感じです。
様子見しながらやらないと、一気にめり込みますから気をつけてくださいね。
だけど、この時にもポイントがあるのです!これは、絶対におすすめの方法です。
ドリルだけでバリ取りをしようとすると、缶の底が薄いために、穴が歪んでしまうのですね。
そこで、しっかりと缶の内側に「あて木」をするようにします。
ホームセンターなどで、木材のくずをもらってくれば十分です。
わたしは、リフォームコーナーにあった、床板のサンプルをもらってきて、あて木につかいました。
ジュースやコーヒーの空き缶の上にあて木をのせると丁度よい高さになります。
ほら!すっごくキレイにバリが取れたましたよ♪
これで安心して、多肉ちゃんの植え替えもできるし、安定して置くこともできるようになりました!
ということで、今回はリメ缶の底穴のあけ方とバリ取りの方法について紹介しました。
面取りカッターは、ホームセンターの工具コーナーで800円くらいで購入することができます。
ちなみに、金属ヤスリやらなんやらも試してみたのですが、全然うまくいかなかったです。汗
唯一うまくできたのが、この方法だったのですね。
ちょっと出費にはなりますが、好きな缶のアレンジには欠かせない道具のひとつになりました。
今回の記事が、リメイク缶を作るときの参考のひとつとして、お役に立てればうれしいです。
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