今回は、多肉植物の夏被害について、その様子を画像つきでお話しします。
お盆が近づくと、夏を半分乗り切ったようなものですね。みなさんの多肉植物はお元気ですか?
昨日までは元気だった多肉植物も、突然、ぐったりしてくるのが夏被害の怖いところです。
わたしの多肉植物も梅雨明けは元気だったのに、急にグッタリと不調を訴える子が出てきました。
多肉植物の生理現象と見間違いやすい!
多肉植物は、夏の季節になると葉が変色しやすくなったり、下葉がとれやすくなる傾向があります。
これは夏の多肉植物に起こりやすい生理現象のひとつともいえます。
水やりを控えたり、逆にあげ過ぎたり、どちらのケースでも起こり得るのですね。
なんとなく眺めていても、気付くくらいに急激に変化が出てきますから、毎日の様子見は欠かさないようにしてあげましょう。
葉っぱがしわしわになって、ちょりちょりになって落ちるならば、それほど心配はないと思います。
だけど、黄色くゼリーのような透明感が出てきて、ぶわ~っとすべての葉が開き切るような感じになってきたり、急にポロポロと葉が落ち出したら、それは事件のはじまりなのです。
多肉植物の茎が突然倒れ出した!急いで応急処置をしましょう。
2017年の夏。わたしの多肉植物に起こっている夏被害は「急に倒れる現象」です。
これが、何きっかけで起こるのかは、まったく謎!本当に、さ~っぱりわからないのですね。
トップ画像がまさに、それなのですが、すでに茎が木質化しているような多肉植物「虹の玉」も茎が軟化して倒れ出しました。
それまでは、別段、何かの変化があったわけではなく、暑さで傾きだしたかなぁ?くらいに見ていました。
ところが、翌朝にはグッタリと倒れていて、葉っぱは急激にゼリー化していたのです。
夏は多肉植物が腐るとか、溶けるとか、いろいろな表現で被害状況が報告されています。汗
わたしは、今年に夏は、被害者0にしたかったのですが、やっぱり難しいなぁ~。
ところで、このような被害が出た場合は、応急処置をしてあげた方がよいと思います。
まずは、直射日光の当たらない、風通しのよい半日陰に移動します。
そして、傷んだ茎を株から切り離すようにカットしてしまいます。
もしも、茎がフニャフニャでどうにもならない場合は、葉っぱを丁寧に外して葉挿しに使います。
茎がある程度しっかりしているならば、挿し木にして様子をみます。
葉挿しも挿し木も、夏場は日かげくらいの場所で過ごさせると、成功率が高まりますから、是非、チャレンジしてみてください。
あとは、株元の切り口をよく観察して、グズグズになって傷みが広がらないことを祈りましょう。
夏の多肉植物は、傷み出すと被害の広がり方が、いつもの倍速で進む感じがします。放っておいて、親株が全滅なんてことの内容に気をつけてあげてくださいね。
ということで、今回は「多肉植物の夏被害」についてお話しました。
わたしの家は、自転車置き場の片隅が、ほんとうに丁度良い日かげになっています。
だから、種まき用の土を入れた育苗トレーを置いていて、取れた葉っぱや、カットした茎は、そこに置くことにしています。
これが想像以上によく発芽、発根するので、秋になったら植え替えしてあげようと思っているんですよw