リトルビューティーは、元気いっぱい、丈夫で生育力も旺盛な多肉植物です。
脇芽もしっかり育ちますから、春から育てれば、秋には挿し木で増やすこともできると思います。
紅葉シーズンには、頬を紅らめるように、きれいな桃色になりますから、本当にかわいい綺麗な一鉢になってくれるんですよ!
今回はリトルビューティーの育て方についてお話します。わたしの過去の失敗も含めて、バッチリ元気に育てるポイントを紹介しますね。
リトルビューティーは空に向かってしっかり育つ!
リトルビューティーはとてもエネルギッシュに育ってくれる多肉植物。
わたしが育ててみて感じた印象は「伸びる子」って感じです。
とにかく空に向かって伸びて、しっかりと幹になるように育つのですね。
脇芽も出やすい方だと思います。多肉植物の脇芽は場合によっては、小さすぎて消滅することもあるのですが、リトルビューティーはしっかり育ちます。
大雑把なわたしでも、そう感じるくらいな生命力なのですw
ところが、育ててみると困ったことも出てきました。汗
育ちはよいのですが、水やりと日当たりによっては、ただ徒長するようにぴょ~んと伸びてしまいがちなのです。
背が伸びるように、全体的に大きくなる分にはよいのですが、ひょろりと伸びてきたら、日照不足と水やりの頻度が高すぎないかをチェックしてみてください。
みなさんの育てる環境で、このあたりは違いが出てくると思うのですね。
加減がわかってくると、順調に育ってくれますから、最初の1ヶ月は様子をみながら育ててみてくださいね。
リトルビューティーの育て方のポイント
リトルビューティーは、セダムの仲間と言われています。(インターネットで調べてみると、別の属名で表記してあることもありますね。)
セダムは初心者の方でも育てやすい品種が多いですから、難しく考えすぎなくても育てることができます。
リトルビューティーは、とにかく日当たりの良い場所で育ててあげることが大切だと感じています。
先ほどもお話しましたが、育ちがよいので日照不足になると、ひょろひょろになってしまいがちなのですね。
日照不足になってしまうと、あとから回復させようとしたときに、とても時間がかかりますから、この子はとくに、日当たりの良い場所で育ててあげてくださいね。
そして、水やりも大切なポイントになります。
リトルビューティーは、水をあげた分だけ育つイメージがあります。毎日の水やりは必要ありませんから、水やりのペースをどうするかの加減が問題なのですね。
水やりの頻度が多くなってしまうと、3つの問題が起こりやすいように感じています。
1.徒長するようにひょろひょろの背が高くなる。
2.紅葉するときの色づきが悪くなる。
3.下葉が落ちやすくなる。
これは、あくまでも私の感じていることなのですが、とくに、3番目は確率が高いように思えるのですね。
多肉植物は、屋外で育てているときに、雨が続くと葉っぱが落ちやすくなる品種があります。
リトルビューティーも、ちょっと、その気配があると思うので、雨だけじゃなくて、水やりも含めて、やや乾かし気味に育てた方がうまくいくと感じています。
リトルビューティーは、葉っぱが紅く色づく多肉植物です。夏が過ぎて涼しくなりだすと、うっすらと桃色に色付いてきます。
全体がきれいなピンク色になることもありますから、是非、紅葉にもチャレンジしてほしいなぁ~と思っています。
ギュット集めて、群生させるようにすると、より魅力的な一鉢になってくれます♪
脇芽もしっかり育ちますから、挿し木にしてあげれば、増やすこともできますね。発根率も高いですから、ビューティー畑を作ってみるのも楽しいと思います。
想像しただけでも、思わずにんまりとしてしまいそうなくらい夢が広がりますな~w
ということで、今回はリトルビューティーの育て方についてお話しました。
リトルビューティーは、ホームセンターなどでも見かけることが多い多肉植物です。
屋内用、屋外用、どちらも店頭にならびますよ。わたしのよくいくお店では、1鉢(1ポット)で200円しないくらいです。
梅雨時期は、軒下や室内なら窓辺に置いてあげれば、十分育てられますから、是非、みなさんもチャレンジしてみてくださいね!