福寿草

ビッグニュースです!日本海側の地域で多肉植物上手に育てる方法をゲットしました。

今日は、新津フラワーランドで開催されている「新潟福寿草展」に行ってきました。本当に偶然なのですけど、福寿草の無料講習会があるというので、参加してみたのです。

そうしたら、椅子から転げ落ちそうなくらいの衝撃的な情報をつかむことになりました。多肉植物を育てているみなさんには、今回のお話が絶対に参考になると思います!

福寿草の育て方講座は本当に勉強になった!

福寿草は縁起の良い花として、古くから親しまれているお花です。旧正月の頃に合わせてお花が咲くようなイメージがあります。

ひとことに福寿草といっても、花のかたちや色の出方によって、いろいろと種類が分かれるそうで、厳しく選別されるそうですよ。

福寿草の講習を担当してくださった先生は、その時々の表情の変化や姿を「芸がある」「芸がない」と表現されていました。

これ、とっても感触がよいですね!「味がある」というのと似たような表現なのだと思いますけど、わたしもこれからは「とっても芸のある多肉植物」とかって表現しようかなぁw

そこで出た話題のひとつが「枯らしてしまう」ということ。参加者の方からよく聞かれる「福寿草を枯らさない育て方のポイント」をテーマに実演と解説をしてくださいました。

ところが、その内容が多肉植物にも共通する部分が多すぎるように感じたのです。

植物は育った環境が大切。環境が変われば育て方も変えること!

福寿草

講習会の中では先生のエピソードも聞くことができました。

「何百万円分も失敗を重ねて、ようやくわかるようになった」という言葉がとても印象的で、失敗したからわかったことが一番勉強になったというのです。

これって、多肉植物でも同じですよね!わたしもおそらく、結構な額を投じていますし、失敗も多いです。汗 だけど、そのおかげでわかってきたことがあるというのは、本当に共感できますよね。

そして、先生からの衝撃発言が「県外、関東方面から仕入れた福寿草は、乾燥気味に。より乾燥気味に育てるくらいでないと失敗します。」ということ。

新潟の気候は、他県とはあまりにも違い過ぎるのだそうです。だから、土づくりから工夫が必要になります。

先生の配合は「鹿沼土100%でもいいくらい。だけど、水持ちが足りないので赤玉土をたして、鹿沼8:赤玉2で配合するとよい。」と教えてくださいました。これは、かなり水はけがよくなると思います。

わたしは福寿草を本格的に育てようなんて考えたこともありませんでしたから、一般的な土の配合を調べてみました。

関東などでは、赤玉土を主体に鹿沼土をまぜて5:5、6:4くらいでよいみたい。それと比較すると、新潟用の配合は全然ちがっていますよね。

これって、多肉植物にも同じことがいえるんじゃないかと思うんです。

わたしも多肉植物の土の配合は、関東用と新潟用では全然違うと思っています。わたしの配合は「軽石3:鹿沼土1:赤玉土1」。

他のサイトなどでは、赤玉土を主体に鹿沼土を配合して「5:5とか6:4」をよく見かけます。ですが、この配合だと新潟には適さないと感じています。市販の多肉植物の土も、ちょっと新潟では合わないと思います。わたしの環境では、ぐんぐん徒長します。涙

やっぱり、多肉植物や福寿草、山野草なんかは、土の配合から工夫しないと、新潟の気候に対応させるのは難しいようです。

とにかく水やりが大事!水やりのし過ぎが失敗の原因。

福寿草の講習会で、とにかく先生が力を入れて教えてくださったのが「水やり」についてです。

新潟で福寿草を育てるならば、他の鉢花と一緒に水やりをしないことが成功のコツなのだそうです。

とにかく乾燥気味に育てる。土が乾いたからといって、さ~っと水やりしてしまうことが失敗の原因になるそうです。

生育期以外の夏などは、月に1回で十分すぎるくらいということでした。

多肉植物も結構にているかもしれないと感じてしまいます。基本的には「土が乾いたら水やり」といわれていますよね。

新潟の場合は、関東などと比べると水やり頻度は少なくてよいと感じています。日照時間が短くなりがちなのも考慮すると、乾燥気味にそだてる方がよさそうです。

ということで、今回は福寿草の講習会でゲットした、多肉植物にも使えるテクニックや水やりの考え方をお話しました。

植物の無料講習会って、その植物を育てていなくても、育てる予定がなかったとしても、とっても勉強になることが多いのですね。

ちょっと大き目のオシャレなお花屋さんや園芸センターなどでは、教室や講習会があることもあります。

みなさんも、無料講習会に遭遇したら、是非、一度参加してみて下さいね。難しい言葉も少なく、とても楽しいお話が効けますよ♪

最後に、今年はハウスで育てていても福寿草の成長や開花が遅れているそうです。どうも、この冬は本格的に厳しいですよね。涙

今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。