今日は久しぶりの晴れ!なんと仕事も完全にお休みでした。

実家を出てからもずっと気がかりだったのがクリスマスローズ!

1年そのままの状態でそだてましたから、植え替えをしてあげました。

今回は、クリスマスローズの植え替え葉切り時期や、植え替えするときの鉢や土の選び方についてお話します。

クリスマスに咲かないクリスマスローズ。

クリスマスローズって、クリスマスに咲きそうなイメージがありますが、実際の見ごろは年が明けてからになります。

もちろん、店頭には並ぶこともあるでしょうが、1月末から4月くらいまでが開花の時期になります。

昨年から今年のわたしのブログを見ていると、クリスマスローズの話題をとりあげているのは、2月に入ってからでした。

園芸店や花木総合センターには冬のお花が並びだしましたから、もうすぐクリスマスローズもどど~んと大プッシュされてくるはずです。

クリスマスローズは何年も楽しめますから、昨年のものが残っていれば、そろそろお手入れをしてあげても良い頃だと思いますよ。

クリスマスローズの植え替え方法と注意点。

クリスマスローズは、毎年植え替えをする必要はないといわれています。

ですが、植え替えをするならば、12月末から1月中旬までには済ませたほうがよいと教わりました。

今年の上旬にクリスマスローズの講習会に参加したときの記録やメモを見てみると、結構、おもしろいことも記されていたので紹介しますね。

根っこの土を落とさないで植え替える。

わたしのメモには「根っこの土を落とさないで植え替える」と残っていました。

そうそう。たしか、先生がおっしゃっていました。「植え替えをするときに、表面のコケや雑草は落としてよいけど、根っこの方はそのままで新しい鉢に移すほうが良い」

「植え替え後は、棒や割り箸でザクザクしないこと。根が傷つくことが多い。」ということも、おっしゃっていました。

たしかに、園芸本などを見ると、植え替え後に棒でザクザクするのは常識のように書かれていることも多いですよね。

だけど、それをしないほうがよいらしいのです。理由を聞くと確かに納得ですよね。

わたしは、結構、面倒臭がりなので手間が省けてラッキーです♪

鉢の大きさは、今の2回り大きいものにする。

植え替えをするときは、スリット鉢が良いと教わりました。

スリット鉢というのは、鉢の周りに縦の切れ目が入っていて、水はけがよくなるように作られている鉢です。

わたしは、スリット鉢を使うと「ちょっと詳しい人、知っている人」という優越感のようなものを感じてしまいます。笑

お値段は想像よりもうんと安く購入できますよ。

「植え替えする際には、2回り大きいものを選ぶのがコツ」ということも教わりました。

一回り大きいものでもよいでしょうが、クリスマスローズは根がよく育つので1年でぎゅうぎゅうになることも多いらしいのです。

実際にわたしも、鉢からとりだしてみると、ギュウギュウの一歩手前くらいに、とても綺麗な根っこがぎっしり生えていました!

「黒く傷んだ根っこは切る」というような話をよく耳にするので、もっと酷い状況を想定していたのですが、4鉢とも、みんなすごく綺麗な根っこでした♪

今回の植え替えは、どうしても家の事情があって、大き目のプランターに植え替えをしました。

クリスマスローズの土じゃなくても育つ!

これは、本当に考えもしなかったことなので、すごくビックリな話!

実は、植え替え前に園芸センターに土を購入に走りました。「クリスマスローズの土」を買おうと思っていのです。

ところが、まだ時期が早くて、専用土がお店になかったのですね。

そうしたら、お店の方が「普通の土で大丈夫です。プランター用の花の土でも育ちますよ。」と教えてくれたのですね。

たしかに!クリスマスローズは地植えしてもよいくらいですし、雪が降っても平気です。

花が育つ土であれば、概ね何の土でもよいのかもしれません。

ですが、わたしのメモには「水はけの良い土。鹿沼をたす」と残っていたのですね。

たしか、クリスマスローズの生産農家さんが「新潟で育てる場合は、鹿沼を1割たす」とお話してくださったと記憶しています。

ですから、わたしは目分量で土をブレンドして植え替えをしました。「赤玉4:鹿沼4:市販の培養土:2」です。

クリスマスローズの葉切りは古葉を狙う!

クリスマスローズの葉切り

クリスマスローズの葉切りには、必要説と不要説があります。

わたしは、切ってしまったほうがよいと思っている派です。だから切ります!

今は開花に向けての準備期間ですから、まだ気が早いのかもしれません。

ですが、クリスマスローズは開花に向けて、株元におひさまの光がよく当たるようにしてあげるのがよいのですね。

そのためには、古くから生えている「かたくてゴワゴワな古葉」は邪魔になるので切ってしまいます。

クリスマスローズの葉は、通年で育てていると、古葉はゴワゴワなうえに、黒くなったりして汚くなってしまうこともありますよね。これも思い切ってカットします。

マルガリータにしてもダメになったりしませんから大丈夫です。

だけど、今年出てきた「やわらかい葉」は残しておきます。新葉は切ってはいけませぬの。

新しい葉を切ってしまうと、いじけて次の葉を出してくれなくなることもあるそうです。

本当かどうかの検証はできませんが、こういう言い伝え的なことって大抵あたっていることが多くないですか?笑

古葉は、株元から5センチくらいのところを切ってしまいます。

あんまり株元に近いところで切ってしまうと、切り口から傷みが進みやすくなると聞いています。

わたしのこれまでのクリスマスローズに関する記事はこちらお読みいただけます。

過去記事:「クリスマスローズ奮闘記

葉切りしていたら新芽や新葉を見つけました。

クリスマスローズの葉切り

古い葉を思いきって切ってみると、株元からは新芽らしきものがでていましたよ♪

まだはっきりとした動きは見えませんが、これは何だか嬉しいことが起こりそうな予感です。

実は、クリスマスローズは今年の初旬に初挑戦したところなのですね。

「夏の間にダメにすることが多い」「暑さに弱い」「湿気に弱い」というような、いろんな情報にわなわなしながら、次の冬を迎えられるのか、本当に心配していました。

ですが、結果としては、夏の強烈な直射日光から逃れさせるくらいしかできず、他の時期は、ほぼ屋外の定位置に置いてあるだけでした。

だけど、こんなに立派に生き残ってくれて、本当に大感激です♪

ということで、今回はクリスマスローズの植え替えについてお話しました。

最後のワンショットはスッキリ、さっぱりしたあとのクリスマスローズくんたちです。

本格的な冬はこれからですが、今季もきれいなお花を咲かせてくれることを期待しています。

新潟では貴重な晴れの一日。「お部屋が16度あるって、こんなに快適なんだなぁ~」としみじみ感じましたとさ。