黒兎耳、クロトジ

秋はイベントが盛りだくさん!

多肉植物も季節の行事やイベントに乗っかって、店頭に並びやすい季節になってきました。

何か入荷されていないかなぁ~と気分転換のぶらり旅にでかけてみると、ホームセンターに100円以下の多肉植物が並んでいたのです。

しかも、ワケありじゃないんです。ちゃんと元気な多肉ちゃんたちがバッチリ揃っていました。

そこでゲットしたのが、癒しの黒いフサフサ系多肉植物「黒兎耳」です♪(クロトジって読みます。)

うさぎの耳みたいで、とっても可愛いでしょ!

今回は、黒兎耳の育て方植え替えのポイントにつていお話します。

黒兎耳の育て方と管理の方法のポイント

黒兎耳(クロトジ)は、うさぎの耳でおなじみのツキトジの仲間です。

ツキトジよりも黒っぽいかなぁ~って感じ。ふさふさの産毛のような毛が生えた、とってもユニークな多肉植物なんですよ。

多肉植物の中には、動物の名前のついた品種がいくつかあって、名前で選んで集めている方もいらっしゃいます。

クロトジの育て方のポイントは、日当たりと水やりの加減です。

日当たりは、半日陰のような場所がよいという話を聞くこともあります。

ですが、わたしは日当たりのよい場所で育てた方が、元気で丈夫に育つと感じています。

ツキトジもそうなのですが、この種類の多肉植物は、わりとどんな環境でも適応できることが多いようです。

わたしは夏の間は、さすがに遮光ネットをかけた棚の中で育てましたが、他の品種と比べても事件が少ないように思います。

水やりの頻度はやや控えめ。土がしっかり乾いたら株元にあげるようにします。

産毛が生えているような葉をもつ多肉植物は、上からジャブジャブお水をかけないようにしましょう。

毛がとれてしまったり、水を吸いまくって傷んでしまったりすることがあるんです。汗

そして、この手の多肉植物は蒸れに弱い傾向があります。風通しの良い場所に置いてあげると、より元気に育ってくれますよ。

まだ先になりますが、冬の寒さや霜に注意して育てれば、余裕で来年も楽しむことができる品種なんです。

以前にツキトジやシナモンの育て方を紹介していますから、あわせてご覧になってみてくださいね。

過去記事:「うさぎの耳、月兎耳が来ました。毛がフサフサしている多肉植物の育て方。

過去記事:「シナモンの育て方。お誕生日のサプライズ!多肉植物の小粋なプレゼントが最高にうれしかった。

秋になると株が締って、色づきはじめます。

ツキトジやクロトジは、秋になると紅葉とは違った色付きを見せてくれます。

葉っぱの先っちょがこんがり焦げたようになったり、全体が引き締まるように色が深くなるような感じです。

以前にもお話しましたが、紅葉シーズンにかけては、お水をあげ過ぎには注意が必要ですね。

クロトジやツキトジの仲間は、秋冬にかけて茎がぐ~んと伸びやすい傾向があります。

茎が徒長するように伸びてしまった場合は、葉挿しではなく、挿し木で仕立て直すようにします。

仕立て直しをする場合は9月末を目安にします。

10月上旬くらいでも大丈夫だとは思うのですが、新潟は秋がめちゃくちゃ短いですから、早めがベターです。

ツキトジやクロトジの植え替えのポイント。

ツキトジやクロトジの植え替えは春先か秋に行なえば大丈夫です。

秋は10月中頃までに済ませてしまいましょう。それ以降だと、冬までに少し時間が短すぎるかもしれません。

植え替えをするときの土は、水はけのよい土を選ぶようにします。

この子たちは、わりとどんな土でも育ちます。多肉植物用の土でも、サボテン用の土でもどちらでも育ちます。

わたしは、軽石ベースに鹿沼土と赤玉土を混ぜた土を使っています。

株元がいつまでも湿ったままになるようなことがなければ、腐ったり、枯れたりすることは少ない植物だと思います。

 

ということで、今回はクロトジをテーマにお話いたしました。

今年の秋は、本当に自分の好きな品種をたくさん集めてみたいと思っています。

ツキトジの仲間を集めた「うさぎ畑」をもっと充実させて、ミロッティーでいっぱいな鉢もつくってみたいなぁ~なんてw

多肉植物は自分の好きな苗を少しずつ買い足してみるのも楽しみ方の醍醐味です。

これから、秋の多肉植物が店頭にならびますから、是非、園芸コーナーやガーデニングコーナー、観葉植物のコーナーをご覧になってみてくださいね!