ガステリア、恐竜

大変なことになりました!多肉植物の販売コーナーに恐竜の登場です。笑

まさか、こんなド田舎の花木総合センターで恐竜に出会えるなんて思っていもいませんでした。

恐竜は本当に「恐竜」という名前の多肉植物。(ガステリアって仲間のひとつです。)

育て方にもよりますが、この子は本当に大きく育てることができます。

わたしは、ちょっとひいてしまったのですが、30cmくらいのものを見たことがあります。汗

葉っぱは扇状に、アコーディオンの羽が開くみたいになるので、本当に恐竜をイメージさせるような姿に育っていくんですよ!

だけど、この子は本当に気難しい多肉植物。育て方には気をつかうタイプの子だと感じています。

今回は、多肉植物の恐竜についてお話します。恐竜の育て方は、ちょっと、これまでの多肉植物とは違っていますから、ひとつの参考パターンとしてご覧になってくださいね。

ガステリア「恐竜」は日当たりが運命を左右します。


これまでにも、いろいろな多肉植物を紹介してきました。

ガステリアの「恐竜」は、わたしの中での多肉植物の常識が覆されるような育て方とするのですね。

きっと、何も知らないで育ててしまうと、無残な姿になってしまうか、枯らしてしまうかのどちらかを辿るのではないかと思っています。汗

多肉植物の恐竜は、とても丈夫そうで肉厚な葉っぱをしています。感触は、ハリがあるとというよりも、シッカリしている感じ。

全体の模様が、本当に恐竜を想像させるような姿をしています。

とても頑丈そうなイメージの恐竜くんなのですが、この子は強い直射日光にあててしまうと、変色しやい一面があります。

ふつうの多肉植物は、お日さまの光をたっぷり当ててあげると良いのですが、この子は逆なのですね。

どちらかというと、直射日光のあたらない明るい日かげくらいの場所で育ててあげるとキレイに育てることができます。

だけど、本格的な日かげ(暗い日かげ)では、弱々しい姿になったり、色味も薄くなってしまったりして上手くないのですね。

恐竜は、育ち方がゆっくりマイペース型。だから、一度、葉っぱが傷んでしまうと、仕立て直すにはかなり時間がかかってしまいます。汗

日当たりには、十分に注意しなければいけませんね。

さぁさぁ!ここで、わたしなりに提案したい植物を育てるときのポイントがあります。


明るい日かげで育てるときは、鉢の向きを変えてあげること。


これが、とても大切だと思うのですね。

明るい日かげは、直射日光があたらないけれども、周囲の明るさで明るいと感じる場所のことです。

それでも、日かげですから、植物は光を求めて伸びていく(育っていく)傾向があると感じています。

いつも同じ向きで育てていると、偏った伸び方、育ち方をしますから、ときどき、鉢の向きを変えて、バランンスよく育つようにしてあげましょう!

以前に書いた記事でも「明るい日かげ」について紹介していますから、どうぞ、過去記事もご覧になってみてくださいね!

過去記事:「耐陰性があれば日陰で育つは間違いでした。

恐竜の葉っぱは水に弱い!雨や水やりに要注意。


恐竜の葉っぱは、とっても肉厚で丈夫そうに見えますよね。

だけど、この葉っぱは、できるだけ濡らさないようにすることがベターです。

恐竜の葉っぱは濡れてしまうと、シミのようになりやすく、一度しみったれると、もとに戻すのは難しいといわれています。(わたしは、無理だと感じていますけど。汗)

お水をあげるときは、バシャ~っと全体に水をかけるようなあげ方をせず、株元に静かにあげるようにします。雨にも要注意といえますね。

それから、恐竜は乾燥には強いと思うのですが、蒸れには気をつけてあげてください。

気温が高い時期の蒸れは、全体がやわらかくなってダメになりやすいのです。

わたしは、以前にガステリアとだけ、名前の書かれた多肉植物を育てたことがあります。

そのときは、夏のゲリラ豪雨にあててしまい、その後も蒸し暑い日が続いたときに腐るようにダメになってしまいました。涙

かといって、油断ならないのは暑い時期の乾燥です。恐竜は、気温が高くて乾燥した日が続くと、葉っぱに虫がつきやすいといわれています。

わたしは、虫害をだしたことがないので、本当にそうなのか、虫についてはわからないというのが正直なところです。

新潟の夏は、蒸し暑くて、乾燥しているって感じではないので、救われたのかもしれませんね。

さぁさぁ!ここで、もうひとつ、わたしなりに提案したい植物を育てるときのポイントがあります。


湿気に弱いといわれている植物は、枯れた下葉をとってあげましょう。


これも、わたしが失敗から学んだことのひとつです。

湿気に弱いといわれている植物は、大抵、下の方の葉っぱが傷みやすいように感じています。

傷んで枯れていく葉っぱは、見つけたら取り除いてあげましょう。

そのままにしておくと、水やりをしたときなどに、枯れ葉が水分を含んで悪影響になることがあるのですね。

完璧に毎日きれいにするのも難しいですから、見つけたらとってあげるくらいで十分ですよ♪


と、いうことで今回は恐竜についてお話をしました。

わたしが、売り場で恐竜を発見したとき、思わず「きょうりゅうだ!」とつぶやいてしまったのですね。笑

そしたら、近くにいた男の子たちが集まってきてくれたのですが、「いないじゃん!」といわれてしまいました。汗

だけど、隣に置いてあったグリーンネックレスや虹の玉を見て「この実おいしそう!」「食べられる?」だってw

ちびっこたちの純粋でまっすぐな言葉に、とてもほっこりしましたw なんか、こういうプチハッピーな瞬間っていいな~♪
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