センペルビウム

多肉植物はぷくぷくな葉っぱが可愛くて特徴的な植物ですね。

これまでにも、いろんな多肉植物を紹介してきましたが、今回は多肉植物の中でも最強クラスの石頭!頑固者のセンペルビウムのお話です。

センペルビウムは、見た目はお花のような形をしているものや、サボテンかなと思ってしまうような形のものあって、とってもユニークな植物です。

ちょっと触ってみると、ビックリするくらいにカタイ!作り物なのか、生きているのか疑いたくなるような感触です。

センペルビウムは、冬も乗り切るくらいの生命力と、したたかさを持ち合わせています。

種類もとっても豊富で、店頭に並ぶときにはギッシリぶわぁ~っと売り場を占拠することもあるくらいです。笑

そんなセンペルビウムを育てる時にはちょっとしたコツが必要になります。

今回は、センペルビウム育て方絶対に気をつけたいポイントをお話します。

センペルビウムの育て方。絶対にドロドロにさせない!


センペルビウム

センペルビウムは、見た目とのギャップが面白い多肉植物です。

お花のような形の子もいれば、白い糸のようなものが出てくるものもあったり、サボテンのような子もいます。

わたしの中では、ツンツン頭の頑固者って感じです。

触ってみると、とっても固くて、丈夫そうなイメージと期待を抱してしまいます。でも、それは強ち間違いでもありません。笑

センペルビウムは何語だったか忘れてしまったのですが、「永遠の命」とか「永遠に生きる」みたいな意味の言葉が名前の由来になっているんです。

子株がポコポコ出てきますから、うまくいけばとっても楽しいことになります♪

そんなセンペルビウムですが、育て方には注意が必要です。

センペルビウムは日光浴が必須!


センペルビウムは、誰が何と言おうと「日当たりのよい場所」で育てることをおすすめします。

基本的には、日光浴が絶対に必須!屋内管理には向かない多肉植物だと思います。(←間違って屋外って書いていました。 すみません。汗)

日照不足になってしまうと、徒長してしまいます。これが、とても厄介なのです。

徒長すると、他の多肉植物と同様に、茎がヒョロヒョロ伸び出したり、葉っぱがだらしなく開いたりしてきます。

こうなってしまうと、些細なことがきっかけで、急に枯れこんでしまったりするのですね。

他の多肉植物よりも、ちょっと敏感肌なのかもしれません。汗

センペルビウムは、蒸れと水に絶対注意!


センペルビウムで怖いのは、誰しもが経験するであろう「ドロドロ事件」「デロデロ事件」です。

センペルビウムは、蒸れに弱いのです。それと合わせて、濡れることにも弱いように感じます。

ちょっとくらいなら濡れても大丈夫なのですが、問題は雨に打たれてしまったときなのですね。

長雨や豪雨にあたってしまうと、センペルビウムがデロ~ンとだらしない姿になったり、ドロドロに溶けるみたいな感じになったりするのです。

もちろん水やりは必要なのですが、特に注意するのは梅雨と夏。

特に夏にかけては、断水気味に管理するのがコツになります。


わたしの住んでいる新潟はみなさんの思っているような気候とは全然ちがっていると自負しています。

夏と冬がとにかく長いのです。汗 春や秋は一瞬で、本当に短いのですね。

そして、梅雨から夏は、すっごく蒸し暑い!狂いそうなほど暑いです。

梅雨から夏の時期は、意外と湿っぽい天気が続いたり、ゲリラ豪雨のようなものが多くなったりもします。

センペルさんは、これまでに何度が天に召されておりまするの。

濡れと蒸れには十分に注意してくださいね。

センペルビウムは虫がつきやすい傾向あり!


センペルビウムは、わたしが育ててみた多肉植物の中でも虫がつきやすい印象があります。

わたしが育てたセンペルビウムは、虫被害にあうことはありませんでした。

ですが、屋外管理のセンペルさんや、店頭にならんでいるセンペルビウムは、虫が出てしまっていることがあります。

虫と聞くと、駆除の方法を求めてしまいますよね?

だけど、それよりも日当たり、風通し、蒸れへの対策をしっかりしてあげましょう。

ここがきちんとできていれば、虫予防にもつながると思いますよ。


ということで、今回はセンペルビウムの育て方についてお話しました。

わたしがよく出かける園芸センターでは、サボテンやセンペルビウムのコーナーも盛り上がっています。

センペルさんは、葉っぱがギュッと締まっていて、シャッキっと上を向いているのが健康な証拠ですぞ。

ホームセンターなどの園芸コーナーでも、多肉植物やサボテンと一緒に並んでいたりしますから、是非、探してみてくださいね。
タグ