ペペロミアアングラータ

ペペロミア室内でもよく育つ観葉植物です。

はじめて観葉植物に挑戦する方にも、おすすめしたい植物のひとつです。

今回の主役は、ペペロミア・アングラータ

この子は、わたしが知っているペペロミアの中でも、とっても変わっているもののひとつなのです。

一見、ぐんぐん増えそうなアングラータですが、実は、とってもデリケートな一面があるのですね。

いちばん不安になってしまうのは、葉っぱがごっそり落ちてしまうこと。

この現象に遭遇したときには、根腐れ以外の原因があるのです。

今回は、ペペロミア・アングラータの育て方として、葉っぱが落ちてしまう原因と対策をお話しようと思います。

ペペロミアアングラータの葉っぱは植物と思えない!


ペペロミアアングラータ

ペペロミア・アングラータは、とても線の細い印象があります。

茎も細いつるのような感じで、ぶわぁ~っと広がりながら、茂っていくのですね。

暖かい季節になると、新芽がどんどん伸びて、とっても楽しいことが起こってきます。

とにかく増える!是非、みなさんにも体験してもらいたいなぁ~♪

ペペロミアは、観葉植物のひとつとして店頭にならんでいますが、多肉植物と思って育てたり、管理したりするほうが、上手くいきます。

ペペロミアは、多肉植物のように、葉っぱが肉厚で水分をためて置けるのですね。

ところが、アングラータくんは、これまでの常識がひっくり返りそうな葉っぱをしています。

まるで、プラスチックのように固いのです。全然、植物の葉っぱのような質感ではないのですね。

水もよくはじきます。多少、濡れてしまってもしっかり防水加工!という感じさえします。

だから、はじめて触れる方は、絶対に「作り物」だと勘違いしてしまうと思います。

この葉っぱに、水分が蓄えられているとは思えないくらいの質感なのです。

みなさんも、お店でみつけることができたら、是非、葉っぱをさわってみてください!

とっても不思議な感触を体験できますよ♪

ペペロミアアングラータの育て方のポイント


ペペロミア・アングラータを植え替えするとき、黒いポリポットから苗木をとりだして気が付きました。

わりと、砂っぽいような土に植え付けられていたのですね。

そうなると、土は多肉植物用の土の方が合っているのかもしれませんね。

ペペロミアは、お日さまの光を好むのですが、直射日光に当てるのはよくありません。

直射日光にあたると、葉っぱがやけてしまうことが多いのですね。

ですから、室内で外の光がさしこむ「明るい日かげ」が適していると思います。

お水は毎日ではなく、土が乾いたらあげるようにして、乾かし気味に育ててあげましょう。

ペペロミアは、全般的に蒸れや湿気に弱いですから、梅雨から夏にかけてが勝負所のひとつになりそうですね。

ペペロミアアングラータの葉が落ちる原因と対策



ペペロミア・アングラータを育てるときに、よくあるトラブルのひとつが「葉っぱがごっそり落ちる」という内容です。

ペペロミア・アングラータは、とっても線が細い感じがするとお伝えしましたよね。

雰囲気的に、葉っぱがパラパラ散っていきそうな予感満載なのです。(※実際に、想像どおりのことが起こりますw)

アングラータくんは、育てるとき絶対にやってはいけないことが3つあるのです。

ところが、室内管理をしていると、間違いなく踏んでしまうポイントになりますから、是非、参考にしてください。

外出の際に要注意!密閉空間に置きっぱなしはNG!


ついついやってしまいがちなのは、密閉空間に観葉植物を置いてしまうことです。

これは、かなりの確率でアングラータくんをダメにしてしまいます。

ペペロミアアングラータは、風通しの悪い場所、空気の流れが無い場所で育てると、葉っぱがゴッソリ落ちてしまうのです。

下手をすると、クリクリ坊主になってしまうこともあるんです。

もともと、蒸れや湿気に弱いといわれている植物は、風通しの悪い環境だと、上手く育たないことが多いのですね。

うっかりしやすいことですから、是非、気を付けてあげてくださいね。

寒さに当ててしまうと一発KOもありえます。


ペペロミアアングラータは、絶対に寒さに当てないようにすることが大切です。

室内管理をするときも、秋、冬などは、窓際に置かないようにしましょう。

窓際って、想像以上に冷え込みますから、夜間などは、余計に危ないのですね。

先日のまとめ記事で取り上げたように、植物が寒さでやられてしまうと、どうにもならなくなってしまうのですね。

寒さを侮ってはいけませぬぞ。

水のやりすぎ、暑すぎるのもダメなんです。


なんとも気難しいアングラータくんw

これは、夏の時期の管理に関してのことです。(※まだ、春もきていないのにw)

アングラータは、お水のあげ過ぎで、根が傷んでしまうことが多いのですね。

観葉植物系では、小さな葉がたくさんつくような植物は、とくに根腐れには注意してあげましょう。

根が傷んでしまうと、ごっそり葉が落ちてしまうことが多いのは確かな話なのですね。

そして、暑さにも気を付けてあげましょう。

夏の時期に気温が高くなることは、仕方のないことですよね。

この時期は、直射日光があたらないようにして、風通しのよい場所に置いてあげましょう。

植物を育てていると、だんだんわかってくるのですが「夏越し」という言葉があるくらいに、夏も注意が必要な時期になります。


ということで、今回は、ペペロミア・アングラータについてお話しました。

観葉植物として紹介されているものは、基本的には室内管理ができる、丈夫で強い品種が多いものです。

ですが、どんな環境でも放置するわけにはいきません。

お水だけじゃなくて、愛情もたっぷりそそいで育ててあげたいものですね。

今回の記事が、みなさんの参考になればうれしいです。
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