多肉植物、葉挿し

多肉植物サボテンを育てている人と話すと、口々に「増えて困る~」という声が聞こえてきます。正直、ちょっとうらやましいです。

「自分もいつか言ってみたい!」

そんなことを胸に秘めてコツコツやってきたのですが、多肉植物の初心者にも本当に増やすことはできるかを検証してみました。

多肉植物は葉っぱで増える!


多肉植物は、葉っぱを土の上に転がしておくと、そこから根っこが出たり、芽が出たります。だから、黒ポットの苗木をみると、落ちた葉っぱから育ったであろう、こどもたちが新芽をふいていることも多いです。

わたしは、今回、この葉挿しにこだわって検証してみました。

育てている多肉植物で、徒長してヒョロヒョロに育ってしまったものをお手入れする意味も込めて、葉っぱを取ったり、手入れをしている中で、うっかり葉っぱを落としてしまったりしたものを集めておいたのです。

これらの葉っぱは、イチゴのトレーのようなものの中に、土を薄くしいて転がしておいたのですが、見事に発根、発芽してくれました!(以前に報告した記事⇒「多肉植物の葉挿しに大成功した方法を解説。水やりはどのくらい必要?」)

その後も、わけあり商品として購入したものなどの仕立て直しも含めて、コツコツやっていたのですが、トップ画像のように苗を育てる用のトレー2枚でも収まらないほどに増えてしまいました。汗(1枚35マス×2枚)

まだまだ、予備軍がトレー1枚分くらい控えております。笑

このトレーに植えてあるものは、すべて発根しているか、芽がでているかのどちらかのものです。だけど、作業中に名前を付けて整理していた葉っぱたちをひっくり返してしまって、ごちゃまぜ状態になってしまいました。涙

だから、名前がわからなくなってしまいましたのん。 

全部、緑色しているし。笑

葉挿しで育てていくときには、葉っぱがしおれてしまうまで、むやみに水やりなどはしなくても大丈夫です。

するとしても、霧吹きで軽く湿らせる程度にしておきましょう。ジョウロでばしゃばしゃ水やりをするものではないはずです。

実際に、根っこがでた葉っぱを見るとわかりますが、とっても根が細いです。芽もちょこんとついているくらいですから、まだ、頑丈さを感じません。

ですから、水やりをするならば、霧吹きでやさしく水を与えるようにしましょう。

問題はこれから来る冬!寒い季節を乗り切れるのか。


この子たちは、冬を越すことができるのかすごく心配。

わたしが住んでいる新潟は、冬はものすごく寒いし、夏は忌々しくなるほどに暑いです。わたしでもツライのに、こんな小さな多肉植物のこどもたちが耐えられるのかな。

一応、いまも室内で管理しています。

本当は屋外がよいのでしょうが、新潟の秋は雨の日が多く、雨にさらすわけにはいきません。大人の多肉植物でも雨に打たれると傷んでしまうものもありますから。

そして、今回は黒いトレーに使っている土を「種まき・苗用の土」にしています。多肉植物用の土でもよいのでしょうけど、何となく、この土の方が幼い苗にはやさしそうに感じませんか?笑

まぁ、何事も挑戦が大切ということで。


ところで、寒さ対策については、以前に「冬越し」というテーマで記事を書きました。(⇒「多肉植物の冬対策。冬越しの方法と簡単にできる寒さ対策」)

多肉植物の寒さ対策として、100均に売っている「不織布」をかけておくのも効果的です。100均の不織布は、新聞紙を広げたよりも大きいサイズで売られていますから、とても助かります。

大きくてもハサミで簡単に切れますから安心ですね。


と、いうことで、今回は「多肉植物は簡単に増やせるって本当なのか」検証をしてみました。まだまだ、途中ではありますが、かなり増えそうです。

これから冬ですから、成長は止まり気味になると思います。来年の春には、わんさか増やせることを夢見て、この子たちを大切に育ててあげようと思います。
タグ