雪割草

週末は園芸センターをぶらりしているはなのあです。

クリスマスローズの展示会が終わったと思ったら、雪割草がとても目にとまるようになりました。

雪割草のお花は決して大きくはないのですが、たくさん集まるととっても見ごたえがあってきれいなんですよ。

クリスマスローズと入れ替わるように、雪割草のイベントや展示会があったり、店頭にも雪割草の苗が並んだりしています。

ところで雪割草って、めっちゃ高いって知っていました?汗

わたしも気楽にふぁ~っと眺めていたのですが、元気なのか、そうでないのかがよくわからない苗でもビックリするような価格がついているのですね。

雪割草の価格ってどうやってきまっているのでしょう?

そして、高価なものは綺麗な花がさくのでしょうか?

たまたま、顔なじみの店員さんがいたので、ちょっとお話を聞いてきました。

新潟は雪割草の産地だった!


雪割草

新潟県の花といえば、てっきりチューリップだと思っていました。汗

雪割草は平成20年3月1日に「新潟県の草花」に指定されているそうです。

わたしは、生まれてこの方、ずっと新潟でくらしていますが、ま~ったくそのようなことは聞いたことがありませんでした。汗

新潟県の国立公園などでも、雪割草が群生していて観光スポットになったりもしています。

2月末頃から雪割草のイベントも多くなってきたような気がします。

雪割草は山野草の愛好家から、熱烈な支持を受けている植物のひとつです。

わたしの中では、バラの愛好家さんと山野草の愛好家さんは、ガチ園芸家のエリート集団だと、勝手に思っています。笑

悪い意味ではなく、本気で園芸全般的にめちゃくちゃ詳しい人が多い気がしているのですね。

雪割草は、ちいさなお花さきますが、色もめちゃくちゃ豊富ですし、花びらの付き方もシンプルなものから、八重咲きのようになっているまであります。

そうそう!こういう部分は、クリスマスローズみたいな感じです。

雪割草は冬から春にかけて、雪の残る頃からお花が咲いたりもします。まさに、雪を割って出てくるイメージのとおりなのですね。

わたしは、あまり意識したことがなかったのですが、雪割草は花付きがよくて、長く楽しむことができるのだそうです。

今日のトップ画像は、雪割草のお花を水に浮かせたものです。

こんな風に見せられてしまうと、本当にきれいで、心がはずんでしまいますよね♪

だけど、誰一人、無駄口を叩いている人はいなくて、クリスマスローズ展のときのようなにぎやかさは感じられませんでしたw

やっぱり、客層っていろいろあるものですね。人間観察も展示会の楽しみのひとつなので、とても勉強になりますw

雪割草の価格が高い理由は?良し悪しはどこで決まる?


雪割草

雪割草の苗は、12月末くらいから店頭に並んでいたような気がします。

いまの時期でも店頭に並んでいるのですが、お手頃なものだと1ポット380円くらいから。高いものになると、4,000円くらいのものまであります。

お店によって、陳列の仕方も違っているのは当然ですが、高価なものは、鍵のかかるショーケース(棚)の中に入れられていることもありました。

こんな光景を目の当たりにするとは思わなかったのでビックリしましたね~。汗

ところで、雪割草の価格ってどうやって決まっているのでしょうか?

気の良い店員さんに声をかけて聞いてみました。w

雪割草の価格は、花の綺麗さだけで決まるわけではないのだそうです。

お花のかたちや大きさ、色がハッキリしていること。そして、流通量などの希少性が大きく影響してくるのだそうです。

珍しい品種は数が少なく、お値段も高くなりがち。

綺麗かどうかは、ある程度はあるけれど、購入する方がどう感じるかにかかっているから~・・・とのことでした。

いわれてみれば、確かにw

多肉植物でいうところのハオルチアと同じ感じかな?

お話を聞いているうちに、あやうく手に取ってしまうところでしたw あぶない。あぶない。


と、いうことで、今回は雪割草についてお話しました。

雪割草は花のついていない苗を見ると、とっても地味なのですが、お花が咲いてくれれば話は別です。

雪割草は4月上旬くらいまで楽しめる植物です。無料でたのしめるイベントも開催されていますから、どうぞ一度ご覧になってみてくださいね。

それにしても、作品がとっても綺麗な雪割草展でした。