パキラ

久しぶりに観葉植物のお話です。わたしが、このブログをはじめたとき、実はハイドロカルチャーという方法にハマっていました。

ハイドロカルチャーは簡単にいえば、水栽培のことです。とてもオシャレな表現ですが、聞けば「あぁ~!」という方も多いかもしれませんね。

ところで、最近、友人と話していて「枯らさないで育てられる植物ってないのかなぁ?」という話題になりました。話を聞いていると、お部屋の中でも育てやすくて、手間のかからない植物を探しているようです。

そこで、今回は、日かげのお部屋でも十分育つ植物7つを、わたしが実際に育ててみて、どうなったのかをお話したいと思います。

これから、室内で観葉植物を育ててみたい方には、とても参考になると思います。実際に育てていますから。笑

日陰で育つ植物の勘違い!日光浴は必要ないのか?


植物を育てるときに、絶対といっていいほど勘違いしやすい言葉が「日陰」(日かげ)です。

実際に日かげで育つ植物もあるのですが、植物を育てるには、少なからず太陽の光に当ててあげることが大切です。

日かげでも育つというのは「日中に外からの光が射し込み、お部屋全体が十分に明るくなるくらいの環境」の「明るい日かげ」をさしているのですね。

実際に育てるときには「窓際でレースのカーテン越しに日差しが射し込む場所」がベストかなぁと実感しています。

だけど、わたしのお部屋は、カーテンを開けても「うす暗い」お部屋です。このお部屋で実際に育つ植物はあるのでしょうか。

日陰でも十分に育つ植物5つを紹介!


わたしのお部屋は、完全に日陰です。日中は、レースのカーテンにしていても、うす暗いのです。夏場は、西日がきついですが、秋冬は西日もあまり入らなくなった気がします。

この環境で育った観葉植物を5つ紹介しましょう!

ミリオンバンブー。定番の運気アップ観葉植物。


ミリオンバンブー

ミリオンバンブーは、運気がアップする植物としても人気がありますね。一輪挿しのように水に挿しておくだけでも育ちます。

わたしのお部屋でも、できるだけ、窓からの光(明るさ)が届く場所に置いておきましたが、ぐんぐん育ってくれました。

中には、水切れしてしまったのか、黄色く変色してダメになったものが1本ありましたが、今もこのくらい、モシャモシャしています。

温かい時期は、伸びもよかったですが、秋冬にかけては、少し落ち着いてきたように感じます。コップに水を入れて挿しておくだけでもよいと思います。

この子は、本当にほとんど水替えするくらいなもので、手がかからずに育ってくれました。はじめての方にもおすすめです。

ポトス。トイレでもぐんぐん育つ観葉植物。


ポトス

ポトスは、とても強い観葉植物といわれています。これは、育ててみて本当にそう思いました。

無茶をすれば、きっと枯れてしまうでしょうけど、完全放置するようなことがなければ、ぐんぐんモシャモシャ育っていきます。

つるが伸びてきますから、ハサミで切って水に挿しておくと、そこから根が出てきます。自分で増やすこともできるので、楽しみも倍増しますね。

トイレのような限られた空間、環境でも育つ植物です。園芸、ガーデニングコーナーにも必ずと言ってよいほど、陣取っていますから、手に入れやすい観葉植物ですよ。

はじめてチャレンジする方にもおすすめです。

オキシカルディウム。この子は断トツでよく育ちます。


オキシカルディウム

オキシカルディウムは、あまり聞きなれない名前の植物かもしれません。わたしも、今年、はじめて育ててみました。

選んだ理由は、葉っぱ!葉っぱを見たときに「これは育つな。広がって増えるに違いない」と、なぜか確信があったのです。笑

見事に予感的中です。わたしのお部屋に来た観葉植物の中でも、早々に新芽が出て、どんどん葉っぱも増えだしました。

この悪環境の中、夏もうだることなく育ちましたし、言うことなしです!この植物はどうやったら枯れるのでしょうか。汗 ふつうに水やりをして育てているうちは、枯れることはないのではないかと思います。

はじめて観葉植物に挑戦する方、植物を枯らしたくない方には、絶対的にオススメです。ただ、寒さには弱い一面がありますので、その点だけご注意くださいね。

サンセベリア。水切れにも強くてとても丈夫です。


サンセベリア

サンセベリア(サンスベリア)は、とても丈夫で強い観葉植物です。引き抜かれた葉っぱが、放置されているような感じで店頭に並んでいることもありますね。

虎の尾とよばれる、長い一枚葉のような姿のものがイメージしやすいかもしれませんね。わたしが育てているタイプは、細い棒状のサンセベリアです。

この子は、枯れているのか、育っているのか、触っても水々しさを感じることがむずかしいです。汗 ですが、確実に育っています。

まず、背丈が伸びますし、根元の方からは新芽がふき出しました!

こんな形で新芽が出るとは想像していなかったので、ビックリもしましたが、新芽もぐんぐん育っています。

サンセベリアは、トイレなどの環境でも強く育ってくれます。その育ち方は、半端なくて、本格的に育てると、根っこが育ちすぎて鉢を割ってしまうほどの生命力があるといわれています。

インテリアとして置かれていることも多いですね。お手入れもほとんど必要ありませんから、はじめて観葉植物にチャレンジする方にもおすすめです。

これ、どうやったら枯れるんだろ・・・?

大人気のド定番!それでもパキラのグリーンは魅力的。


パキラ

おまたせしました!観葉植物の代表選手パキラくんです。

やっぱり、パキラの葉っぱの感じ、全体の姿、どこをとっても素敵ですね!観葉植物感は100点満点だと思います。

パキラは生命力が強くて、枝葉もどんどん伸びていきます。室内育ちだと、線が細くなりがちですから、背丈が低くて、締まった姿のものを選ぶようにすると良いと思います。

パキラは唯一の樹木タイプの観葉植物です。樹木タイプの観葉植物は、はじめて育てるとなると少し難易度は高めかもしれません。

わたしは、以前に水の管理に失敗して枯らしてしまったことがあります。ハイドロカルチャーで育てると、水やりのタイミングや水の管理が見た目でわかるので、育てやすくなります。

幹が編み込まれたようなものも売られていますが、これは、人間が意図的に作ったものですので、傷んでしまったときに手の打ちようがなくなってしまうのが難点です。

パキラの育つ姿は、見ていて本当に楽しみを与えてくれます。葉っぱがそよ風にゆれる姿は、一瞬、時間を忘れさせてくれるような癒しをもたらしてくれますよ!


ということで、今回は、日陰のお部屋でも育てることができた5つの観葉植物について紹介しました。

え? 残りの2つは何なのかって? この子たちは、残念な結果になったのであります。

ですが、一般的には「耐陰性があって育てやすい」といわれている観葉植物です。この子たちについては、次回お話しようと思います。
タグ